前編では、恋”と“愛”をごちゃまぜにして“自己犠牲”を“愛”だと思い行動しても残念ながら相手も自分自身も幸せになれない具体的な例を掲げました。
今回は、素敵な恋を引き寄せるポイント“恋”で一番大事なことについてです。
恋をすると気持ちは相手に向いているように思えますが、実は自分に向いています。
具体的な表現をすると「相手を好きな自分を好きになる」ということです。
それが“恋”です。
1.“恋”は、“最高のあなた”を探すこと
“恋”をすると相手に自分がどう映っているのか気になる。外見も内面も。
相手に“こう思われたい”という“理想の自分”に近づけるように頑張る。
相手と一緒にいるときの自分を妄想する。相手と一緒にいるあなたは、“最高のあなた”です。
“最高のあなた”は、どのようなご自身ですか?
“恋”をすると自ずと自分と向き合うことになります。
では、どうのように向き合ったら良いのでしょうか?
もちろん、“最高のあなた”は、ひとりひとり違いますが、向き合うポイントがあります。
2.“最高のあなた”を手に入れる
a.自分の中に“考える軸”を持つ
b.自分と相手を信じる気持ち
c.“最高のあなた”を受け入れる
a.自分の中に“考える軸”を持つ
誰でも世間とか周りからどう思われているか?気になります。それは、当然なのですが気にし過ぎて、本当はやりたくない事を優先させたり、無理して良い人を演じたりしていませんか?
今、「当然のこと」だと思ったあなたは、とても危険です。あなたの“考える軸”は、あなたの中にありません。あなたの“考える軸”は、世間体や一般論といったあなたの外にあります。
これだと、ご自身の言動なのにどこか義務的で楽しさや嬉しさを感じることが少ないのではないでしょうか?
自分の中に“考える軸”があると、どんな些細なことでも執着や愛情を持つことができます。執着や愛情を持つことは、本当になりたいあなたの未来像や、手に入れたいものなどが明確になります。だから、具体的なビジョンを描くことができます。
具体的なビジョンを描けると関心が高まりますし、そのことを大事にします。具体的に描いたビジョンの全が良い結果に結びつくとは限りませんが、仮に失敗をしてしまっても考えて行動した経験は、そこから何かを学び未来の自分の糧になっているはず。大きな成長です。
また、誰かに言われてした言動とかでもないので、物事を前向きに捉えることができるでしょう。
◇自分の中に“考える軸”を持つレッスン
野球で“二刀流”の大谷翔平選手が話していました。
「今日できなかったことは、伸びしろ。伸びしろがあるから、まだまだ上手くなることができるから続けられる。」
「キャッチボールが楽しい。仕事というより楽しいから続けているって感じです。」
これは、大谷選手の“考える軸”ですよね。
しっかりとした“考える軸”があるからこそ、“最高のあなた”を受け入れることができる。
あなたの中にも“考える軸”は、既に存在するのですが自分の外の“考える軸”にフォーカスしてきた時期が長すぎて混乱しているだけなのです。
あなたが不快に思ったり、ストレスを感じることは、あなたの中の“考える軸”と違うからです。そのことをポジティブな表現に変えたものがあなたの中の“考える軸”になります。
だから、あなたが感じているストレスを素直にストレスだと認めてください。そうすることで、あなたの中の“考える軸”が明確になっていきます。
“考える軸”が明確になると、自分のために人生を切り開くこともできるようになります。
それは、自分の人生を楽しく生きていくことでもあります。
b.自分と相手を信じる気持ち
自分の中に“考える軸”があることは、自信につながります。そういう自分を信じて堂々と恋をする。そして、ちゃんと相手と向き合って心の底から信じる。その気持ちには、一点の曇りもありません。
自分も相手も信じることができると、お互いに依存しない“自立”した関係性を築くことができます。お互いが自立していると、対等な関係性でいられるので刺激し合い、尊敬し合える人生のパートナーになることができます。
刺激し合い、尊敬し合える人生のパートナーは、愛を育むこともできますから、どんな困難でもふたりで乗り越えていけます。
素敵な関係性ですよね。
◇自分と相手を信じる気持ちを持つレッスン
お願い上手になる。
お願いと依存は違います。
お願いはお互いの関係性が良くなるために必要な行為で、依存は自分の欲求を満たすためだけの行為です。
お願いはお互いの関係性が良くなるので信頼が増しますが、依存は自己欲求を満たすだけで相手のことを考えていないので関係性が悪くなります。
お願い上手になる為には、自分と相手を信じることができないとなれません。そして、嫌われることも受け入れる勇気が必要です。
実際には、信頼関係が成立しているので話し合いで解決し嫌われることはありません。ただ、その覚悟を持つということは、裸の心で向き合うことなので、信頼関係に大きく影響します。
だから、お願い上手になれたら、自分と相手を信じることができるようになった証なのです。
どうぞ、勇気を出してひとつ行動してみましょう。最初のひとつは、絶対断られないものを選んでください。断られないお願いとは、相手にとっても利益があることです。
ひとつ成功すると、お願いしやすくなります。
c.“最高のあなた”を受け入れる
“私なんて”は、捨ててください。“私だから”相手に相応しいと信じることができる。これが“最高のあなた”です。
もちろん、“最高のあなた”になるための努力は必要です。努力と言ってもあなたが具体的に描いたビジョンに近づける努力ですから、“血の滲むような努力”みたいなものとは全く違います。
とても“楽しくできる努力”です。
もし、まだ“最高のあなた”を受け入れることができない、あるいは“最高のあなた”を描くことができない場合は、下記レッスンをお勧めします。
◇“最高のあなた”を受け入れるレッスン
自分が幸せと感じる時間を増やす。
自分へのご褒美として、好きな服を買って着たり、少し高級なレストランで食事するといった体験を増やしてみてください。
好きな服や高級なレストランが経済的に難しいようでしたら、高級なケーキ1つでも良いのです。
いつもと違う特上な自分へのご褒美。「自分には、それだけの価値がある。なんて幸せなの。」と思うことが重要です。
自分の幸せを実感できるようになると、「この幸せを分けてあげたい」と真の愛が芽生えます。
最初から何もかも完璧にできる人はいません。
少しずつの小さな積み重ねがいつしか大きな成果に繋がるのです。
あなた自身であなたの“恋”を“素敵な恋”にしてください。
そして、相手への感謝と思いやりを持ち続け、気持ちを伝えあう努力をして“素敵な恋”成就させてください。
“恋”は、あなたを“最高のあなた”にしてくれる素晴らしいものです。
神実
ライタープロフィール
- 恋愛・結婚を通してふたりで生きる意味。この世でふたりが出会った意味・使命がわかるヒントを、また、パートナーに出会えていない方には、パートナー探しのお手伝いになるヒントをお伝えしたいと思っています。
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