あなたはどっちを選ぶ?αの男とβの男
恋愛に悩む女性の中には、二人の男性の間で迷っているという人も少なくありません。
また、大好きな相手なのに結婚となると踏み出せず戸惑ったり、自分のことを心から愛してくれる男性を見つけたのに、自分はどうしてもその相手を好きにはなれなかったり、そんな恋愛の意地らしさに辟易する女性も多いのではないでしょうか。
実は、古典的ロマンス小説においても、女性が二人の男性、α(アルファ)とβ(ベータ)の間で揺れ動く様が描かれており、そのエンターテイメント性は現代においても受け継がれています。
そもそもα(アルファ)β(ベータ)とは
チンパンジーなどのオスは、ハッキリとした階級(ヒエラルキー)を作ります。
そのヒエラルキーにおいて、第一位のオスをα、第二位のオスをβと呼びます。
ロマンス小説において、刺激的で女性を翻弄する魅力溢れるヒーローが、アルファの男。
女性を大切にし、幸せにする条件は申し分ないのに、なんとなく退屈で面白みに欠けるのが、ベータの男。
自分を一番に想い、安心させてくれるベータの男を選べば幸せになれるのに、悲しきかな、私たち女性はアルファの男に惹かれてしまうものなのです。
αとβの間で揺れ動く女性を描いた作品
アメリカの女性作家マーガレット•ミッチェルが発表し、世界的なベストセラーになった『風と共に去りぬ』は、ヒロインが気まぐれで自分勝手なαの男と、紳士的で誠実なβの男の間で揺れ動く物語です。
ヒロインは最初、βに恋をしていましたが、いつのまにか大嫌いだったαに惹かれていることに気づくのです。αとβに翻弄されるヒロインという設定が、読者を夢中にさせています。
ヒロインをαとβの男で取り合う、という作品は、女性向けロマンス小説の王道パターンになっているといっても過言ではありません。
どうしてαの男に惹かれてしまうのか
恋愛において、自分を好きでいてくれる人を好きになれたらどんなに幸せなことでしょう。
一途に自分を想ってくれ、安定と平穏を与えてくれるはずのβの男を好きになれたら、これ以上に幸せなことはないはずです。
しかし優しくしたり、時にはつれなくしたりして、女性を惑わす性的魅力を秘めたαの男に、女性はトキメキを感じてしまいがちです。それはやはりαの男らしさに惹かれているのでしょう。
男らしさ、女らしさといった性的魅力は遺伝するため、女性は無意識に男らしいαの男を選ぶ傾向にあるようです。
どんなに理屈を並べても、恋愛においての本当の幸せは、自分を好きでいてくれる人を好きになることではなく、好きな人が振り向いてくれることですよね。
αとβ、どっちを選べば幸せになれる?
恋愛においてのゴールをどこに置くかで、αを選ぶべきかβを選ぶべきかは異なります。
例えば恋愛においてのゴールが結婚だという人であれば、βとの恋愛が幸せへの近道かもしれません。
一般的には、付き合うなら刺激的なαの男性、結婚するなら安定したβの男性が好まれる傾向にあります。
しかし、恋愛の延長戦上で結婚したいと考えている女性には、恋愛と結婚を分けて考えるのはナンセンスですよね。
欲を言えば、βと結婚し、αに恋をし続けるのが一番の理想かも。世の中の不倫をする女性たちは大抵、このパターンで恋に落ちているといっても過言ではありません。
皆さんも、αとβ、どちらが自分の人生をより豊かにするのか、自分に合った男性を選んでみてくださいね。
ライタープロフィール
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『不倫の何がいけないの?』著者。
こちらが、本の紹介、公式URLになります。
https://life.gentosha-go.com/ud/books/5f485eec77656158f0000000
妻になっても、母になっても、一人の女性として、いつまでも恋の花を咲かせていたい。
恋愛に悩む全ての人へ、少しでも前向きになれるようなメッセージをお届けできたらと思います。
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