男性向け記事の後編です。男性向けですが、男性心理についての記事なので、女性にも読んで頂きたいです。
前編がまだの方は前編からお読みください。
3.感謝できなくなる
何時でも誰にでも優しい男性は、ちょっとした失敗をしても叱られないし、機嫌が悪くて八つ当たりしても怒らない。喧嘩になっても直ぐ謝ってくれるし、ワガママも聞いてくれる。また、遠くにいても迎えに来てくれるし、重い荷物も持ってくれる。
こうなると、優しいのが当たり前になってしまいます。
優しいのが当たり前になってしまうと、優しくできない時に「何で今日は優しくないの?」と、不満に思います。
これが自己中心的な男性の場合、女性が彼の気持ちを考えて、負担をかけないように心がけます。勿論、甘えることもワガママを言うこともありません。
こういう彼が少しでも優しくしてくれたら女性は感激します。
本当に少し。例えば、荷物を持ってくれた。
優しい男性ならいつもしていることを、たまたま1回持っただけで感激してもらえます。
なぜなら、優しいのが当たり前ではないからです。優しさレベルの基準が低いのです。
むしろ、優しくされるのは稀なことなので、感激すらしてもらえる。
これが優しいのが当たり前だと、優しさレベルの基準が高いので、優しくできない時に不満に思われるだけで、優しいことに女性は、感謝できなくなるのです。
4.緊張感がなくなる
優しすぎる男は相手に合わせます。「どこに行きたい?」と聞けば「どこでもいいよ。○○ちゃんの行きたいところに行こう」と言うし、「何が食べたい?」と聞いても「なんでもいいよ。○○ちゃんの食べたいものにしよう。」と言う。
女性の意見を受け入れてくれので、彼の顔色をうかがう必要もないし、ご機嫌を取る必要もありません。喧嘩になることも振り回されることもないので、ストレスフリーで付き合えます。そんな男性は理想の相手なのです。
ただ、どんなことにも良い面もあれば悪い面もある。全てをさらけ出せるストレスフリーの優しすぎる男性は、その反面、頼りがいがないし、何も決めてくれないのは、正直面倒です。
女性を気遣っているつもりでしょうが、女性の悩みを増やしているともいえます。女性側に行きたいところ食べたいものが明確にあれば良いのですが、特にない時は女性が決めなくてはいけなくなります。
できれば男性に決めて欲しい。リードして欲しい。これが女性の本音なのです。
考えるのが面倒くさくて適当なことを言っても怒らない。何でもOKだと関係性まで適当になる。
適当な関係性だったら、お付き合いが続いても続かなくてもどちらでも良いから、全てをさらけ出せる。ありのままでいられる。
ありのままでいられると緊張感がなくなるので、マンネリ化してしまう原因になります。
それが刺激を求める気持ちに火が付き、別の男性に魅力を感じるようになります。
いかがでしたか?
思い当たる節のある男性は、誰にでも優しくするのはやめましょう。
メリハリのある優しさを身につけてください。
誰にでも優しくする男性の中には、人とのコミュニケーションが苦手でつい、相手に合わせてしまうだけで、本当はそんなに優しくないという男性もいると思います。
それでもあなたは、優しすぎる男性なのです。相手から見たあなたが皆から見たあなたなのですから。それでも、優しすぎる男から卒業したいのでしたら、勇気を出して自分を出してみましょう。
きっと今までと違う関係性が築けることでしょう。
ライタープロフィール
- 恋愛・結婚を通してふたりで生きる意味。この世でふたりが出会った意味・使命がわかるヒントを、また、パートナーに出会えていない方には、パートナー探しのお手伝いになるヒントをお伝えしたいと思っています。
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