セクハラ?イヤイヤ、どちらかというと自爆でしょ!
こんにちは。
マタタビ猫です。
前回は ちょっと乙女チックに少女マンガを取上げましたので、今回は ガツンと男らしく。
我が同胞たる
「オヤジ世代のセクハラ問題」
について、考えてみたいと思います。
1)「キレイ」「可愛い」これってアウト?
オヤジ仲間と飲んでいて、時折話題に登るのが 社内に於けるセクハラ発言問題。
職場内での空気を良くしたくて、又は部下とのコミュニケーションの一環として、相手を褒める。
「お~、今日はなんかいい感じだね」
「⚫⚫さん、可愛いね」
そう、良かれと思って。
こう言えば、喜んで貰えるかと思って。
決して悪意や下心からの発言じゃないんです。
でも。
「なんかさ~、冷たいんだよ。
反応が。
別にやらしい意味で言ったんじゃないのにさぁ」
ちょっとイヤな酔い方をしながら、オヤジAが絡んできます。
「まあなー…。
俺でもお前に絡まれたくないわ~」
「何がだよ!頑張ってんだよ、これでも!」
「うーん…。
いや、それは分かるけどさあ。
けど…。
」
けど。
そんな風に 見られたくないんです。
彼女達は。
2)彼女達のホンネ
勿論彼女達だって、褒められるのがイヤ、なんて思ってません。
でも、
「それって、仕事 関係ないですよね?」
…ですよね~!!
どうせ褒めるなら、仕事を頑張ってる所を 見て欲しい。
職場で「女」として見られたいワケじゃない。
ただ、それだけ。
実にシンプルです。
それにAよ、考えてみて欲しい。
例えば俺が 君の娘に
「⚫⚫さん、可愛いね~」
なんて言葉を掛けてたら、どう思う?
「うんうん、そっか~。
お前(←娘さんね)はマタタビに気に入られてるんだな。
良かったなー!」
と思って貰えるだろうか。
いや、多分(つーか絶対、)んな事思わんよね。
寧ろ
「そこに直れ!叩き切ってくれる!」
ってパターンだよね。
そういう事です。
言った方はそんな気なくても、相手の「女性性」について言及するには、デリケートな配慮が必要。
それから、もう1つ。
これこそ肝に命じて欲しい 重要な事があります。
3)えっ?同じ土俵に登っちゃいます?
例えばあなたが男性で、ご自身よりも若い女性にそういった声掛けをしているとすれば。
それはあなたが、(変な意味ではなく)相手の事を、少なくとも褒めた部分に関しては「いいね?」と思っている という事ですよね。
そしてその時、相手の女性は あなたの事を、
「男として、どのランクか」
ジャッジしています。
その女性が20代であれば、20代の男性と。
30代であれば、30代の男性と。
あなたは、「男として」比べられています。
…。
うお~!!怖ええぇ!!
私にはそんな勇気、とてもじゃないけど出て来ません。
でも、考えてみれば 当然ですよね。
こちらが「女性として」見ているのだから、相手だって、「男性として」ジャッジする。
自分の周りにいる男性と比べて。
だから、相手のいい所を伝えてあげるなら、あなたにしか出来ない褒め方、してあげましょうよ。
上司であれば、上司として。
同じチームのメンバーであれば、チームメイトとして。
せっかくのあなたの「君は頑張っているね」という優しい労いが、真っ直ぐ伝わるような話題を選んでみて下さい。
そして、より良い関係を築いていって下さいね。
ライタープロフィール
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ムクツケき身体に小さじ一杯の乙女心を隠し持つ、おっさんライター。
医療・恋愛・仕事・スピリチュアル等の他、映画・本等にも食い付く雑食性。
視点が男になったり女になったりと落ち着かないが、オヤジならではの目線で切り込んでいく所存です。
どうぞよろしくお願いいたします。
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