なかなか結婚に踏み切らない男性も多い昨今。
では、実際に結婚を決めた理由は何だったのか、既婚男性20~50代(現在)に聞いてみました。
その答えに、煮え切らない彼を前進させるヒントが見つかるかもしれません。
つらい時に寄り添ってくれた
「家族のことでゴタゴタがあり、また、仕事もうまくいかず落ち込んでいた時に、側にいてくれた。金銭的なリスクもあったけれど、一緒にがんばろうと言ってくれた。人生を共に歩むなら彼女しかいないと思った」(30代)
自分がつらい時、弱っている時、損得なしに近くにいてくれるというのは、これからも何があろうと味方でいてくれるという確信になります。
その強い信頼が結婚に結びつくのは、当然と言えるでしょう。
弱い部分を見た
「一人でも生きていける強い女性と思っていたのに、どうしようもなく悲しいことがあった時に、初めて涙を見せた。自分に素を見せてくれたのが嬉しくて、初めて結婚を意識」(50代)
これは、相手の弱さを見た時に結婚を意識したという、前述の例とは逆のパターン。
互いに素を見せられるのは、結婚に欠かせない要素でもあります。また、守りたいという父性的なものが働いたのかもしれません。
家族に馴染んでいた
「紹介した自分の友達、そしてとりわけ家族に馴染んでいる姿を見た時、将来の幸せな生活のイメージが見えた」(30代)
結婚は毎日の生活ですから、家族を始め、自分を取り巻く人間関係、その世界とうまくやっていける人なのかも大事になります。
仲良くしている、しっくり馴染んでいれば、幸せな未来のイメージにつながるのは当然のこと。逆も然りです。
料理がおいしかった
「単純だけど、作ってくれた料理がおいしくて。胃袋をギュッとつかまれた」(40代)
今どきではありませんが、胃袋をつかむという現象は実在します。食は生きるための根源的なことだからでしょう。
「おいしいご飯が待っていると、寄り道せず家に帰りたくなる」と断言した人もいました。
価値観が近いと感じた
「デートでの色々な選択、金銭感覚をはじめ、価値観が近いと感じたことで、一緒に暮らしていけると思った」(20代)
人生観をはじめ、お金のこと、世の中の出来事に関するとらえ方など、価値観の類似や相違を感じる部分は結構ありますよね。
全く同じ人はいないと思いますが、人生を共に歩むには、やはり価値観が離れすぎていない方がうまくいくというのは往々にしてあります。
会えない時に好きを確認
「なかなか会えなかった時に、実は浮気のチャンスもあったけど、それよりも彼女に会いたいと強く感じた離れたくないと思った」(30代)
会えない時にこそ、どれだけ大切な存在かがわかったそうです。
いつでもすぐに会える状態ではなく、少しそんな時間があると、本当に大切なものを見つめることができるということでしょう。
まとめ
結婚に対する感覚はかなり変化していると思いますが、既婚男性にパートナーとの結婚を決めた理由を聞いてみると、それは案外、昔も今もあまり変わっていない、普遍的なものなのだと感じました。
付き合い始めてしばらく経つのになかなか結婚へ進まないことにジレンマを感じていたり、きっかけを探していたりする人は、ぜひ参考にしてくださいね。
ライタープロフィール
- 積み重ねてきた経験から、失敗もたくさんしながら、見えてきたことがあります。恋に、愛に、悩める皆さまの幸せを心より応援します。
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