
結婚生活に不満やすれ違いを抱えていても、「離婚しよう」と口にしない男性は少なくありません。なぜ彼らは離婚を選ばないのでしょうか?表面的には「現状維持」で片付けられがちですが、その奥には男性ならではの本音や葛藤があります。今回は、男性が離婚に踏み出せない5つの理由について、心理面・社会的背景の両方から掘り下げてみます。
男の本音① 経済的な不安が大きすぎる
離婚=生活費が二重にかかるという現実
離婚をすると、住居や生活費、養育費などがすべて個別になります。特に子どもがいる場合、養育費や面会交流の取り決めも発生し、金銭的負担は倍増。「今の生活が苦しくても、離婚すればさらに苦しくなるかも…」と考えれば、踏み出せないのも当然です。
また、男性の中には「一家の大黒柱」としての責任を感じており、自分が家族を経済的に支えられなくなることへの罪悪感を持つ人もいます。
男の本音② 子どもと離れたくない
父親としての愛情が離婚を止める
「子どものために我慢する」と口にする男性は多いです。それは単なる言い訳ではなく、本心から子どもとの関係を守りたいという思いがあるからです。離婚後、多くのケースでは母親が親権を持つことになります。そのため、父親は「子どもと一緒に暮らせない」現実と向き合うことになります。
特に子どもが小さいうちは、「成長をそばで見守りたい」「夜寝る前に話をしたい」といった日常のつながりがなくなることが、想像以上の喪失感につながるのです。
本音③ 世間体や周囲の目を気にしている
男性ほど「体裁」を気にする?
「男は離婚してもそんなに責められない」と思われがちですが、実際は世間体を非常に気にしている男性も多いです。特に会社での立場や地域社会での人間関係において、「離婚した人」というレッテルを貼られることを恐れているケースがあります。
また、実家の両親や親戚に対して「うまくいかなかった」と報告するのが恥ずかしい、申し訳ないという感情も、離婚へのブレーキになります。
本音④ 感情を言葉にするのが苦手
「本当は辛いけど言えない」男の不器用さ
男性は感情を整理して言葉にすることが苦手な傾向があります。「本当はもう無理だ」と思っていても、それをパートナーにどう伝えていいのか分からず、結果として沈黙や我慢を選びがち。
また、自分の中でまだ「離婚を決断するほどの理由」と確信できない状態であることも多く、気づかないうちに長期戦になってしまうのです。
男の本音⑤ 修復の可能性を信じている
「いつかは変わるかもしれない」という希望
喧嘩が続いたり、会話がなくなったりしても、「もしかしたらまた昔のように戻れるかも」と思っている男性も多いです。実は女性よりも過去の思い出に執着しやすく、「あの頃の幸せをもう一度」と願って現状を耐える人も。
また、決定的なきっかけがないまま時間だけが過ぎていくと、「ここまで来たらもう少し様子を見よう」と思ってしまうのも人間らしい心理です。
まとめ
男性が離婚に踏み切れない理由には、経済、子ども、社会的立場、感情の不器用さ、そして希望といったさまざまな側面があります。
しかし、これらの本音は「離婚しない=幸せ」という構図にはつながらないと気付いていない可能性もあります。逆に、現状に耐え続けることで、本人だけでなく家族全体が疲弊してしまうこともあるのですが。
離婚に踏み出せない男性は、自分が行動できない理由を知ることを避けているのかもしれません。そこには離婚した後にどうなってしまうのかがわからないという恐怖感があるのでしょう。
ライタープロフィール

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私、ライタートト(Thoth)はあらゆる現象をポジティブに捉える事ができる究極の楽観主義者。健康的な肉体と精神を手に入れるため食事と呼吸法にこだわって生きています。
何時も恋をしていたい…。
そう、ワクワクな恋愛も辛く悲しい恋愛も全てあなたの”心”が感じていること。恋愛で悩んでる時って相手の事がわかんなくなっちゃうこともあるけど、感情に振り回されている自分に気づいてください。「あ~私って幸せ」って心から感じられる素敵な恋愛ができるようなヒントをたくさん散りばめてメッセージを送ります。
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