コロナという先が見えなかったトンネルも、まだ予断は許さないものの、ようやく出口の光が見えてきたようです。
片や、異例の早さで訪れた災害級の暑さ、ガンガンじわじわと来ている物価高など、多々の試練はありますが、それでも街にはにぎわいが戻り、私たちはコロナ禍以前の日常を取り戻しつつあります。
人と会う、人が集まることが可能になり、さまざまな活動やイベントごとが復活。その中では出会いのチャンスも少しずつ増えていくのでは。
でもそれは以前とそっくりそのままではないでしょう。コロナを経たこれからの恋愛市場の行方とは?
奪われた2年
内閣府/男女共同参画白書(令和4年度版)より
最初にひとつデータを見てみましょう。
令和4(2022)年6月に発表された内閣府の男女共同参画白書(令和4年度版)によると、コロナ下の令和2(2020)年以降の婚姻件数は、令和2(2020)年が52.6万件、令和3(2021)年が51.4万件(速報値)。戦後で最も少なくなりました。なお、これは初婚・再婚を合計した数字です。
もちろん、ご覧のように婚姻数はもともと右肩下がりで減ってきており、戦後最低と言ってもコロナの影響だけではありません。しかしそれでも、全く無関係ではないはずです。
直接会うことがほとんどできないコロナ下では、婚活アプリや恋活アプリの利用者が大きく増え、ちょっとした話題になりましたが、少なくとも他の出会いのチャンスがほぼ奪われていたのは確かです。
また、結婚と恋愛はイコールでもないのですが、現代は多くの人が恋愛を経て結婚に至るということから、婚姻数と恋愛市場の停滞とはやはり無関係ではないと思われます。
恋愛市場はHBへ
でも今、他のものと同じく恋愛市場も解禁傾向にあります。しばらくはマスク着用も残るでしょうし、ある程度の慎重さはキープされますが、社会生活が戻ってきた中では、リアルな出会いが戻ってくると考えられます。
職場で、仕事先で、趣味やライフワークの集まりで。友達の紹介で、合コンで、あるいはドラマのような偶然で……。
一方では、拡大したアプリはそのまま大きな存在感を持ち続けると思われます。
つまり、これからはハイブリッド。リアルとアプリの両方で、恋愛市場は回っていくと予測されます。
さらにデートの仕方なども同じくで、すっかり浸透し、便利さを知ったリモートという手段は、ビジネスシーンがそうであるよう、恋愛にも活用されていくでしょう。
今やるべきは
では、恋がしたい人はどうしたらいいのでしょう?
まずは恋愛市場に出ていくために、運動量の減ったコロナ中についた脂肪や、マスクの下のほうれい線を何とかすること。
油断している間にゆるんだ自分に喝を入れ、立て直しましょう。
そして、行動すること。
「コロナだから~」はもう言い訳になりませんから、行動を始める時です。
日常。そして恋愛市場。それは以前と全く同じ世界ではありませんが、ちょっとスタイルを変えながら、確かに戻りつつあります。
ライタープロフィール
- 積み重ねてきた経験から、失敗もたくさんしながら、見えてきたことがあります。恋に、愛に、悩める皆さまの幸せを心より応援します。
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