先ごろ政府は、自治体が行うA I婚活支援事業を後押しすると発表しました。
結婚相手をA Iが選んでマッチングする、
しかもバックに国家がついているという、S F映画のようなお話。
それが当たり前になる日が来るのでしょうか?
ストップ少子化!対策
やっぱりというか、なーんだというか、これは少子化対策の一環。
日本の少子化は未婚・晩婚化が大きいため、
国では「もっと結婚してもらう」ことに力を入れています。
新婚夫婦に30万円を支給する制度を数年前から取り入れており、
2020年の秋頃にはそれを次年度から60万円に増額すると発表しました。
婚姻日の年齢が夫婦とも34歳までという年齢制限は変わらないものの、
ハードル高すぎ、と不評だった条件は緩和するようです。
そんなニュースにざわついて間もなくに伝わったニュースが、A I婚活支援の発表です。
導入自治体へ支援、予算20億円
内容をかいつまんで言えば、婚活支援にAIシステムを活用する自治体へ、
その事業にかかる経費の3分の2を補助するというもの。
そのため計上した予算は20億円! 力、入ってます。
近年少子化対策のための自治体による婚活支援が広がっており、
マッチング事業はおよそ25の自治体が実施。
愛媛県や埼玉県など、10以上ですでにA Iシステムを導入しています。
また、婚活のアプリやエージェントのシステムなど、
市場ではすでに随分前からA Iを取り入れる動きが活発化しています。
成果をあげているA I婚活支援
一般のマッチングでは、
年齢、学歴、年収といった希望条件に当てはまる相手を紹介するのに対し、
AI活用の場合は、希望条件にはまっていなくても、
相性がいい人、互いに好きになる可能性のある人をマッチングすることが可能で、
それが特徴だといいます。
そして、これがかなりいい線いっているらしいのです。
自治体でAI婚活の先端を行くといわれる愛媛県では、
マッチング成立の割合や、お見合いに進む確率が倍増。
成婚率も上がっているそうで、
しかも希望条件に合わない人でも会った時に「運命を感じた」という声もあるようです。
理想とはほど遠いのに好きになる、
恋愛で結婚した相手が理想と全く逆のタイプってこと、結構ありますよね。
それと近い感じでしょうか?
現代版おせっかいおばちゃん?
ネットで検索やショッピングをすると、
そのデータからA Iが興味や嗜好を分析して「あなたにおすすめ」がアップされますが、
それが妙にピッタリきていて、ついクリック→ポチることはありませんか?
ケースは違いますが、AIの実力を私たちはもう見せつけられています。
条件にこだわってしまうばかりにうまくいかない婚活を、
A Iならではの冷静なデータ分析により流れを変えられる、
違う目線で新しい可能性を開くことができるともいえます。。
昔は結婚適齢期となると、
相手がいなくても、おせっかいなおばちゃんがお見合いをセッティングしてくれたものですが、
そんなおばちゃんもほとんどいなくなった今。
その代わりを担うのがA Iなのかもしれません。
(考えてみれば、「この人とこの人は合う」と
分析・マッチングしていたおせっかいおばちゃんってすごいですね。
貴重な存在でした。)
うまく活用してみては
結婚という個人的なことに国が介入するのはどうなのか。
もっとやるべきことがあるのでは、 大きなお世話、といったものまで否定的な意見が目立ちますが、
出会いのひとつのチャンスとしてのってみるのもいいのでは、と私は思います。
「選んだ相手とムリに結婚させることはありません!」と政府の担当者も言っているようですし
(当たり前ですが)、自分がいいと思わなければ従う必要はないのですから。
それで運命の相手に出会えたのならラッキー!そう思いませんか?
ライタープロフィール
- 積み重ねてきた経験から、失敗もたくさんしながら、見えてきたことがあります。恋に、愛に、悩める皆さまの幸せを心より応援します。
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