あなたは悪くない！恋愛で幸せになれない人と『親ガチャ』の関係

皆さまこんにちは。ライターの安本丹です。
突然ですが皆様、『親ガチャ』という言葉をご存知でしょうか。2021年の流行語大賞にもノミネートされたこの言葉。
子どもがどんな親のもとに生まれるのかは運任せであり、家庭環境によって人生を左右されることを、スマホゲームの「ガチャ」にたとえた言葉だそうです。
なんとも現代らしい言葉ですね。なんでもSNSの普及により他人の生活や家庭環境が容易に可視化されるようになったことで、自分と他人の育ちの違いを知る機会が増えたことも、この言葉が流行した要因の一つのようです。

以前の私であればこの『親ガチャ』という言葉には少なからず憤りを感じたに違いありません。
自分の人生が上手く行かないことを親や他人のせいにするなんて、言語道断！
そう思ったでしょう。しかし子供が生まれてから様々な育児本を読み漁り、高額な知育教室に通う熱心な親達を見て、親が子供に与える影響力の凄まじさを思い知らされました。
なにせ最も人格が形成される幼少期に、子供が一番長く共に時間を過ごすのが、親なのです。

この『親ガチャ』で『ハズレ』を引くと最悪の場合虐待やネグレクトにより、大人になるまで生きることすら困難かもしれません。
もちろん、どんなに不遇な環境で育っても幸せを掴んでる人はいます。
しかし、実はそういう人たちがマイノリティであることを忘れてはいけません。
ほとんどの人は与えられた環境に抗うのは難しいものです。

＊index＊

恋愛と親ガチャとの知られざる関係
自己肯定感が低い人の恋愛の特徴
自己肯定感の高め方とは
自己肯定感を高めて素敵な恋愛をしよう
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恋愛と親ガチャとの知られざる関係

さて、恋愛で様々な問題を抱える皆様に共通するのが『自己肯定感の低さ』です。

自己肯定感とは、自分の価値や存在意義を肯定できる感情のことです。
自己肯定感が低いと自分を大切に出来ず自暴自棄になったり、自己嫌悪に陥りがちです。それはもちろん恋愛においてもよくない弊害をもたらします。　

自己肯定感が低い人の恋愛の特徴

・自分に自信がなく、常にフラれたらどうしよう、浮気されたらどうしようと心配するあまり相手を過度に束縛してしまう。
・DV男性とも別れられなかったり、既婚者や明らかに自分を大切にしてくれない相手でも好きになってしまう。
・男性からの好意を素直に受け入れられないばかりか、嫌悪感すらある。

誰と付き合っても上手くいかない、幸せになれないという女性は、もしかしたら自己肯定感が低いのかもしれません。
ちなみに自己肯定感が低いのは、あなたのせいではありません。自己肯定感は育った環境により育まれるものだからです。
例えば親に否定ばかりされてきた、やりたいことを我慢させられてきた、何でも親が先に決めてしまったという家庭で育った子供は、自己肯定感が低くなりやすい傾向にあります。
つまりは恋愛も親ガチャの影響をもろに受けているといえるでしょう。　

自己肯定感の高め方とは

親ガチャでハズレ引いた、と思ったあなたも嘆く必要はありません。自己肯定感は大人になってからも高めることができます。

①成功体験を増やす
出来る範囲で新しいことにチャレンジし、成功体験を増やすことで自分に自信が付きおのずと自己肯定感も上がっていきます。
こんなことも出来る、こんな資格も持っている等、自分の強みを見つけていくことで、自分を好きになれることでしょう。

②自分を認めてくれる人を見つける
幼少期でなくとも、今現在も否定ばかりされている環境では、なかなか自己肯定感は高めることができません。常に自分を認め、肯定してくれる人がいる環境に身を置けば、自分のいいところに気づくきっかけにもなるでしょう。

③自分の欲求を我慢しない
自分のやりたいこと、欲求を満たしてあげるのも自己肯定感を高める良い方法です。自分の感情には素直に生きましょう。自分を大切にしていれば、おのずと自分という存在に価値を感じるようになり、自己肯定感も高まっていくはずです。

自己肯定感を高めて素敵な恋愛をしよう

いかがでしたか。なんで上手く行かないのか分からずくよくよするより、自分の育ってきた環境としっかりと向き合い、自分という人間を理解して、少しずつ自分に自信をつけていきましょう。自己肯定感が高まれば、失恋しても自分を責めることなく前向きになれたり、自分を大切に想ってくれている人の好意を素直に受け入れられたりと、良いことばかりです。ぜひ自己肯定感を上げて恋愛での幸せを掴みましょう。

ライタープロフィール

安本丹: 『不倫の何がいけないの？』著者。
こちらが、本の紹介、公式URLになります。
https://life.gentosha-go.com/ud/books/5f485eec77656158f0000000
妻になっても、母になっても、一人の女性として、いつまでも恋の花を咲かせていたい。
恋愛に悩む全ての人へ、少しでも前向きになれるようなメッセージをお届けできたらと思います。