ここまで違う!データで見る男女の性の価値観とは

ここまで違う!データで見る男女の性の価値観とは

ジェンダーレス化が進む令和の日本。男女平等が謳われ『男は男らしく』『女は女らしく』といった価値観は、次第に淘汰されていくように思えます。
しかし全ての生物は、より多くの遺伝子を後世に残すようにプログラムされており、その目的は『生存』ではなく『生殖』にあると言っても過言ではありません。
つまりは、男が男である限り、女が女である限り、性差というものはなくならないのも事実です。
そこで今回は、様々な男女差異をデータでご紹介。同じ人間なのに、全く異なる男女の脳や身体の仕組みを知り、今後の恋愛の参考になればと思います。

 

ナンパ検証!初対面でホテルに行ける?

清潔できちんとした身なりをしていて、容姿は普通の若い男女数名が、大学のキャンパスでナンパをする実験を行った。
実験の目的は、次の3つのセリフでナンパされた男女が、それぞれどんな反応をするか調べることだ。
①今晩、どこかに出かけない?
②今晩、家に来ない?
③今晩、ラブホテルに行かない?
この実験の結果、①のセリフでは、男性が50%、女性では56%がOKと回答したが、
②のセリフでは男性の69%がOKしたのに対し、女性はたったの6%しかOKと回答しなかった。
さらに、注目すべきは③のセリフ。
なんと男性はこれまでのセリフで一番多くの75%がOKと回答。しかしその逆に、女性ではOKと回答した人は一人もいなかった。

単純なデートは断ったはずの男性も、ラブホテルなら喜んでOKするという現実は、女性からすると驚きを隠せませんよね。

 

好きな異性の年齢は?男性の悲しき性(さが)

クリスチャン・ラダーの『ビッグデータの残酷な現実』によれば、20代女性は自分より少し年上の男性を魅力的に感じ、30代、40代女性では同い年か、少し年下を好む。50代になっても女性は自分の年齢に近い男性を好む傾向にある。

では男性はどうだろうか。
なんと、男性は20代〜50代まで一貫して、魅力的だと思う女性の年齢が、20代前半女性に集中しているのだ。

より多くの遺伝子を残したい男性は、どうしても妊娠可能な若い女性に魅力を感じでしまうのです…
50代になっても出来るだけ若い女性と付き合いたいと願う男性の悲しい性(さが)とも言えますね。

 

男女別『心と身体の浮気』嫌なのはどっち?


進化心理学者のデビッド・バスによれば、次の簡単な質問によって男女の嫉妬の違いを証明した。
Q.あなたの熱烈に愛する恋人が、他の相手に関心を持っていることが分かったとする。
次の状況を想像したとき、どちらがより傷つき、怒りますか?
A.あなたの恋人はその相手と深い感情的な繋がりがある
B.あなたの恋人はその相手と情熱的なセックスをしている。

この質問は、『身体の浮気』と『心の浮気』のどちらがより嫌かを訊いている。
この質問で、Bと答えたのは男性が60%で、女性は17%だった。
これは女性の回答者の83%が、彼氏がほかの女とセックスするよりも、感情的な繋がりがあることに嫉妬するということだ。

 

 

全然違うからこそ惹かれ合う男女

いかがでしたか。同じ人間でも、ここまで違うのかと驚かされる男女の性の価値観。
この先どれだけジェンダーレス化が進んでも決してなくなることはない男女性差ですが、この性差があるからこそ、男と女はいつまでも惹かれ合うのかもしれませんね。

ライタープロフィール
安本丹
安本丹
『不倫の何がいけないの?』著者。
こちらが、本の紹介、公式URLになります。
https://life.gentosha-go.com/ud/books/5f485eec77656158f0000000
妻になっても、母になっても、一人の女性として、いつまでも恋の花を咲かせていたい。
恋愛に悩む全ての人へ、少しでも前向きになれるようなメッセージをお届けできたらと思います。

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