不倫のやめどき 破滅を回避するために

不倫のやめどき 破滅を回避するために

やっかいなことに、恋は障害があるほど燃え上がるもの。

そのせいもあって相手が既婚者でないと物足りず、進んで不倫を繰り返している人は少なからずいます。

そういった根っからの不倫体質でない限り、気持ちは燃え上がる一方で、奥さんのいる人を好きになってしまった、そして、感情にまかせて不倫という関係になってしまったことに、苦しんでいるのではないでしょうか。

やめなくては、やめたいと思ってもなかなかやめられない不倫。

終わらせるべき、もしくは真剣に考えるべきタイミングを考えてみたいと思います。

 

相手が変わったとき

雑になった

具体的には、値の張る店に行かずに安い店ばかりに行くようになった。

もしくは「持ち合わせがない」などの理由をつけて、あなたにお金を出させるようになった。

シティホテルがラブホになった。

あなたが一人暮らしの場合、ホテルではなくあなたの部屋へ来たがる。

デートの時間をあまりとらずにホテルへ行こうとする。等々。

最初はもっと大切にしてくれたのに・・・扱いが雑になってきたのでは。

もしそんな風に感じるようになったら、多くの場合はその感覚は合っています。

あなたのことを軽んじてきています。

 

嘘がみえた

「本当に好きなのは君だけ。ヨメとは別れる」

不倫の常套句ですが、これが遂行された例は、ゼロではないもののごくわずかです。

自分にとって都合のいい関係を続けたいがための甘言のこともあれば、あるいはその時は本心でそう言っていることもあるでしょう。

しかし仮に本心からの言葉だったとしても、関係が長くなればその間に状況や気持ちの変化は生じます。

ちらりとでもそこに嘘があると感じたら、幸せな未来はないと考えた方がいいでしょう。

また、約束が守られない時や会えないときなどの言い訳に、あなたの気持ちをおもんばかっての、やさしさからのものではなく、身勝手なことからの嘘がみえたときも同じくです。

 

自分が変わったとき

苦しさが多くなった

不倫の場合でも、最初のうちは恋の初めの頃のドキドキが勝って、会えること、一緒にいられることに幸せを感じることが多いと思います。

幸せを感じることは、状況がどうであろうとあなたにとってプラスがあります。

しかしそれはずっとは続かず、いつしか変化していきます。

週末や長い休みの間は会えない。堂々と手を繋いで歩くことができない。

泊まらずに帰ってしまう。家族の写真を見てしまった。

そんなことの積み重ね、疲れが蓄積していって、幸せを感じるよりも苦しみを感じる方が多くなってしまったときは、その関係があなたにとってマイナスのものになっているということです。

 

寂しさだけと気づいた

関係を続けている、別れられない理由が何なのかを考えてみたとき、相手が好きだからというのはもちろんそうでしょう。それは、あなたにとってはポジティブな理由です。

でも、もしそれよりも、だんだんと独りになるのが嫌だから、ということに比重が傾いているのだとしたら、どうでしょう。

もっとはっきりと、理由は寂しさだけだと気づいてしまったら、この関係はもはやネガティブな逃げ場でしかありません。

 

状況が変わったとき

ばれた!

相手の奥さん(W不倫の場合なら自分のダンナかも)にばれたときはもう、言うまでもなく決断のときですが、会社の人や友人など、ばれたのが家族以外のときも考え時です。

信頼や関係性といったものに影響を及ぼすこともなきにしもあらずだからです。

そのリスクを負ってでも関係を続けるのか。ケリをつけるのか。

ある意味、ばれるというのは状況を変えるチャンスとも言えますが、それを活かすのか、活かさないのか。

 

ものごとには潮時がある

不倫、恋愛に限ったことではなく、何事にも来るべきタイミング、潮時というものがあります。

自然法則や運命的な流れとでもいうか、人智を超えたものであり、それを見誤るとモヤモヤした状態が長く続いたり、ひどい時は大事故につながったりしてしまいます。

不倫関係の潮時を見誤ると、ズルズルと相手にとって都合のいい関係が続き、何年も何年も貴重な時間を費やした挙句、何も残らないまま、または何もかも失って破滅、といったこともあり得ます。

簡単にやめられるものではないからこそ悩むのですが、それでもやはり、不倫のやめどきを見誤らないことが大切です。あなたの幸せのために。

ライタープロフィール
錦恋
錦恋
積み重ねてきた経験から、失敗もたくさんしながら、見えてきたことがあります。恋に、愛に、悩める皆さまの幸せを心より応援します。

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