「仕事と私、どっちが大切なの!?」
女性から男性へよく言われていたフレーズですが、最近、それが逆転する現象が起きているようです。
そう、今回はセクシュアリティの話ではありません。
男女の逆転現象が勃発
A:もうムリ。別れよう。
B:え? どうして? 何が?
A:だって、いつも仕事ばっかりじゃん。もっと一緒にいたいのに。
B:ごめん。仕方ないんだよ。でも、時間を作れるように努力するから。
A:ダメ。耐えられないよ。さみし過ぎる……。
これ、あるカップルの間で実際に交わされた会話です。どちらが男性でどちらが女性だと思いますか?
答えは、Aが男性、Bが女性です。
かつては逆、いつも仕事、仕事の男性に、女性がさみしくなって「もうムリ」と切り出す方でしたが、最近どうやら、こうしたパターンが増えてきているようです。
草食化を通り越し
「乙女か!」
この話を聞いた時に、口をついて出たのはこの一言でした。
ひと昔前、草食男子という言葉が登場しました。同じく肉食女子という言葉も登場し、男女の間の逆転現象が取り上げられました。
それからも、ガツガツしたところがない男性が増えているなぁというのはあったのですが、今やそれを通り越してしまったようで。
いや、性欲の少なさや恋愛への興味がないことを含む草食系とはちょっと違うカテゴリーなのかも。恋愛はしたい、恋人は欲しい、会いたい。でも、会えなくてさみしいのは嫌。まさに乙女ゴコロです。
しかしまさか、男性から女性がこんなことを言われる時代が来るとは。
なお、言われた本人もビックリだったそうですよ。
忙しい女たち
国から一億総活躍などと言われる前に、社会における女性の活躍は飛躍的になっています。
仕事を持ってバリバリ働き、経済的にも自立している人が増えています。男性の収入が減っており、共働きが当たり前になる中、そうせざるを得ない部分もあるのですが。
ジェンダーの意識改革もあり、男性だから、女性だから、というのもなくなってきています。と同時に、肩にかかる責任も同等になり、ノルマはこなさなければいけないし、残業だってこなさなくていけません。
忙しいのです。時間がないのです。仕事の内容や人によっては、デートの時間を作るのも大変、なのです。
組み合わせによっては
一方では、プライベートを大切にしたいという人が増えており、仕事選びも業務や収入より休日・休暇の充実や残業なしといったことを大事にする傾向が、全体に大きくなっています。
もしもその傾向の男性と、バリバリ仕事をする女性がカップルになれば、冒頭のようになる可能性は大でしょう。そして、そうした組合せだって大いにあり得ます。
もちろん、それぞれの付き合い方、考え方があり、全てがそうなるわけではありませんけれど。
傾向はますます進む
忙しい女性に、なかなか会えない不満やさみしさを訴える男性。乙女化する男性たち。さて、この逆転現象が一体どこまで進むのか。
おそらくは、ますます進んでいくのではないでしょうか。社会の動き、流れと共に。
あまり仕事、仕事で彼を放っておくと、「もうムリ」と言われてしまう可能性があることを、女性たちも覚悟しておく必要はありそうです。
相手の乙女ゴコロを理解し、フォローすることも大事ではないでしょうか。
ライタープロフィール
- 積み重ねてきた経験から、失敗もたくさんしながら、見えてきたことがあります。恋に、愛に、悩める皆さまの幸せを心より応援します。
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