恋愛が上手くいかない理由 ~父親の影響1~

恋愛が上手くいかない理由 ~父親の影響1~

 恋愛してもお付き合いに至らなかったり、長続きしなかったり、自然消滅してしまったりして、交際が長続きしないことで悩んでいる女性、多いのではないでしょうか?

恋愛は、濃密な関係性が要求されるので、ご自身のコミュニケーション力が一番試されます。
コミュニケーションは、生まれて最初に接する両親から学ぶことが多く、両親との関係性の中で育まれます。だから恋愛には、ご自身と父親との関係性、ご自身と母親との関係性、父親と母親の夫婦関係が大きく影響します。

家庭ごとに親子関係は異なります。家庭の数だけ親子関係もあると思いますが、関係性タイプごとに特徴があるので、それがどのように恋愛に影響するのか?父親から受ける影響と母親から受ける影響について関係性タイプ別にまとめてみたいと思います。






 

まずは、“父親との関係性”の影響について記していきます。

 

 

1.父親に厳しく育てられた
 

 

子供のことを思って厳しく育てる。父親に厳しく育てられている女性の代表的なタイプが2つあります。

 ひとつは、厳しさ・怖さが前面に伝わって子供は、お父さんは怖い。お父さんの言うとおりにしないと怒られると、一生懸命言われた通りにするタイプ。言われた通りできたら、お父さんに褒めてもらえる。認めてもらえる。お父さんに褒めてもらう・認めてもらうことで自分の価値を確認する。だから、お父さんに愛されている存在なんだと考えるようになります。

 男性に対して従順になることで愛を示していると思うので、男性の言うことを全て受け入れる女性になりやすいです。それは、洗脳されやすいとも言えます。男性に「考えなくていい。自分の言うことを聞いてればいい。」と言われて鵜呑みにするみたいに。こういう傾向の方は、恋愛だけでなく色々なことで洗脳されやすいので、注意が必要ですね。
                                                                                                                                                                                                        
 もうひとつは、私のことを愛してくれているから叱ってくれていると思い、叱られることで愛を感じるタイプ。だから、自分を叱ってくれる男性を好きになります。なので、このタイプの女性は、暴力すらも愛があるから叱ってくれていると思う傾向があります。だから、DV被害に合っていても気づかないこともあり、とても危険です。
 
 DV被害は、前の洗脳されやすいタイプの女性も合う可能性はありますので気を付けてください。愛のある暴力はありません。愛していたら暴力はあり得ないのです。



 

2.父親が忙しくて家にいなかった
 

 

運動会や発表会は、いつも母親だけ。本当は、父親にも来て欲しいけど叶わない。仕事で忙しくて殆ど家にいない父親。こういう経験をしている女性のタイプも2つあります。

 ひとつは、自分と仕事を天秤にかけたら仕事の方が大事だから運動会にも来てくれなかったんだと。自分は愛されていなかったんじゃないか?という思いから自分に自信が持てなくて、自分の価値基準より自分以外の人の価値基準に合わせてしまうタイプです。

 学校、仕事、持ち物、お金、理想の結婚相手など全てにおいて、他の人が評価する基準をクリアすることが幸せなんだと勘違いしています。いつも人の価値基準に合わせているので、自分で判断することができません

 だから、理想の男性が望むタイプの女性になろうと努力します。それが本来の女性の個性と違ったとしても。でも、無理をすればするほど、個性である魅力は消えていきます。それは、残念なことに男性からも魅力のない女性になってしまいます。

 理想の男性から魅力的と思われたいと思ってしたことが仇になるのです。そもそも理想の男性は、“誰の理想なのか?”ですが。ご自身の理想の男性なでしたら良いです。でも、ご両親が娘の結婚相手として描く理想の男性だとしたら、仮にそのまま結婚しても幸せにはなれないでしょう。

 もうひとつは、父親のような男性を好きになるタイプ。自分は、父親に十分に愛されていなかったと思っているので、恋人の愛で父親からの愛を補おうとします。だから、父親のような男性に愛されたいと願うようになるのです。年齢差のある恋愛をしたとしても不倫にはご注意ください。傷つくのはあなたです。



 

3.父親がいなくなった
 

 

離婚や死別で子供の頃に父親がいなくなってしまったケース。離婚か死別か?夫婦仲が良かったか悪かったか?などの条件でも変わりますが、概ね「もっと愛してほしかった。」という気持ちが心の底にあります。小さい頃にいなくなっている程、その想いは強いでしょう。こういう経験をお持ちの女性のタイプも2つあります。

 ひとつは、「もっと愛してほしかった。」という想いを表に出さないタイプ。ないものねだりだってわかっているから、求めても得られないことがわかっているから、それを言えば母親を困らせるだけとわかっているから、想いを断ち切ろうとします。

 でも実際には、その想いを断ち切ることはできず、父親を求める感情に蓋をする。心の深いところに沈めてしまう。そうやって、何とか精神のバランスを保つ。いつしか自分の感情を抑えていることが当たり前になり、感情を表現しなくなります。それが周りからは、クールな女性に思われ男性からは、何を考えているのかわからない女性だと思われるようになってしまいます。

 もう一つは、男性に心を開けないタイプ。祖父など男性と同居していない場合だと家に大人の男性がいません。だから、男性と触れ合う機会が少なく男性と接することみ慣れていないので、男性と接することを怖く感じます。こちらは、恋愛に臆病になり、男性と仲良くなるのに時間がかかります。簡単に心を許すことができないのです。こういう女性の態度を男性は、自分は嫌われていると思います。これでは、交際に進展しないです。


“4. 父親の趣味に付き合わされていた”からは、「恋愛が上手くいかない理由 ~父親の影響2~」で書きましたので、そちらもお読みください。

ライタープロフィール
神実
神実
恋愛・結婚を通してふたりで生きる意味。この世でふたりが出会った意味・使命がわかるヒントを、また、パートナーに出会えていない方には、パートナー探しのお手伝いになるヒントをお伝えしたいと思っています。

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