恋愛において距離感は、とても重要です。
距離感といってもリアルな二人の体の距離感ではありません。
心というか精神的な距離感です。
自立度・依存度、思いやり・わがままといったことが恋愛では双方必要で、それが恋愛においての距離感です。
そのバランスを巧みに取れる人が恋愛上手です。
しかもこの距離感は、恋愛時期によって変わります。
出会った頃、恋人同士になりたての頃、少し親密になりかけた頃、付き合って1年・3年・5年・10年…。
距離感が並行な時期とグッと縮まる時期が波のようにやって来る。
そして、親密になってからもある程度の距離感を保てないとお別れが来てしまうので、相手とのベストな距離感の感覚がどのくらいなのか?わかるようになりましょう。
恋愛の距離感も人によって好みがあります。この距離感の好みが合うと恋愛が上手くいきますが、合わないと近づき過ぎで“うざい”と感じたり、離れ過ぎていると“寂しく”一緒にいても孤独を感じたりします。
でも、恋愛の距離感がピッタリの相手と恋愛するとは限りません。
どうしたら、その距離感を上手く保てるのか?書いてみたいと思います。
1.出会った頃の距離感(前編)
2.交際が始まった頃の距離感(後編)
3.肉体的にも親密になった頃の距離感(後編)
1.出会った頃の距離感
まだ、交際もしていなくて、仲良くなりたいと思っている時期。
相手に好きになってもらいたいからと、アピールし過ぎると逆効果になります。男性も女性から好かれていることは嬉しいものですが、あまりグイグイ来られてしまうと引いてしまいます。
本能で追いかけられると逃げたくなるのです。
だから気持ちを抑えて、少し引き気味で節度ある距離感を保ちながら接する方が好感を持たれます。
そんなことしていたら他の女性に先を越されてしまうと、心配になるかもしれませんが、他の女性もグイグイ行ったら引かれてしまうのは同じです。
今までグイグイアプローチして失敗している場合、引き気味を試してみる価値があると思います。
男性は、少なからず男らしくリードしたいという気持ちを持っています。最初は、女性から声を掛けられたとしても自分も女性を気に入ったら、自分から誘いたいという気持ちが芽生えたりします。
だから、そういう隙を残しておくことも必要なんです。その隙を作るためにも、少し引き気味の距離感でいることが重要なのです。
それにグイグイアプローチし過ぎると“軽い女”と誤解されてしまう可能性もあります。
そのことも頭の片隅に置いておきます。
少し引き気味でアプローチって具体的にどういうことをするの?
例えば「あそこにケーキが美味しそうなカフェがあるのだけれど、ひとりで入る勇気がないから一緒に行ってくれませんか?1時間で良いので。」
こんな風に誘ってみます。
あなたから男性お誘いすることで大きな勘違いをする男性が時々います。
いきなり手を繋いできたり、キスをしてきたりする男性です。
こういう距離感がわからない男性は要注意です。どんなに好きでもここで言いなりにならないことが大事です。言いなりになってしまうと、行きつくところは”セフレ”で恋愛として発展しなくなるので注意してください。
恋愛に発展させたいのであれば、毅然とした態度を取った方が良い方向に向かいます。
そういう誤解を招かない為にも「1時間程度お茶しませんか?」と誘うことが大事です。
あなたからお茶にお誘いしたら、2回目は男性から誘われるかもしれません。
間違っても、1回目のお茶している時に2回目の約束をしようとするのは良くないです。面と向かって話している時の約束は、本当は嫌でも嫌と言えないですから、ドタキャンになって落ち込むことになりかねません。
1回目お会いした後の余韻まで楽しんだ後に、お礼を兼ねて翌日に連絡をします。
翌日まで連絡をしないのは当日、男性から先に連絡が入るかもしれないからです。
男性に花を持たせる感じで、男性から先に連絡できる隙を作るのです。
もし男性から連絡がない場合は、翌日にこちらから「昨日はありがとうございました。とても楽しかったです。また、ご一緒してください。行ってみたいお店があるんです。ランチなどいかがですか?」と漠然とお誘いしてみます。お相手にも行きたい気持ちがあれば、「行きましょう。」と、誘って頂けるでしょう。
もし、直ぐに返信が無くても、男性は何か考えている可能性があるので1週間くらいは、返事を待ちましょう。しつこく返信を求めてしまうと返事をするのをやめてしまうことになりなりかねません。
それくらい女性と男性でスピード感が違うことを理解しておきます。
もちろん、中にはレスポンスの良い男性もいますが、良すぎる場合はあなたがゆっくり返事をして男性にペースを乱されないように心がけます。
自分のペースでやり取りできないと、冷静な判断ができなくなってしまうからです。
“2.”と“3.”は、後編で書きます。
ライタープロフィール
- 恋愛・結婚を通してふたりで生きる意味。この世でふたりが出会った意味・使命がわかるヒントを、また、パートナーに出会えていない方には、パートナー探しのお手伝いになるヒントをお伝えしたいと思っています。
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