理想の結婚相手の見つけ方と出会いのコツ

理想の結婚相手。この言葉を聞いて、どんな人を思い浮かべますか?
優しい人?経済力がある人?価値観が合う人? 外見がタイプな人?

結婚に理想を求めるのは、誰もが通る自然な気持ちですよね。
しかし完璧な人を探そうとすればするほど、
誰にも出会えない、いつまでも見つからない、という婚活沼にハマってしまうこともしばしば。

実は婚活において本当に大切なのは、理想を全部かなえる人を探すことではなく、
自分にとって何が一番大切か』を見極めることにあります。
その軸に共鳴してくれる人とつながるための、コツをご紹介いたします。

 

 

「理想」を洗い出して、順位をつけよう

たとえば次のような理想があるとします。
• 一緒にいて楽しい
• 経済力がある
• 家事・育児に協力的
• 見た目がタイプ
• 浮気しない

しかしこれらを全部満たす人を探すのは非常に難しいといえます。
だからこそ、これは譲れない、これは別に気にしない、など、
理想の『優先順位』をつけるのが第一歩です。

自分はお金より心のつながりが大事なのか、
心はもちろん、生活も安定させたいのか。
その軸が見えてくると、出会いの『見え方』も変わってくるでしょう。

 

どんな結婚がしたいかよりも「どんな人生を送りたいか」を言語化

理想の相手を見つける前に、まずは自分が何者で、どんな未来を望んでいるかを理解する必要があります。

「幸せな家庭を築きたい」という言葉だけでは、あまりに漠然としていて、相手にも伝わりにくいですよね。

たとえば
「子どもがいても自由を大切にしたい」
「夫婦というより、仲間のようなパートナーシップが理想」
「経済的にも精神的にも支え合える関係を築きたい」

このように結婚のイメージを具体化すれば、共鳴する相手に自然と引き寄せられやすくなるのです。もしくは、自分が本当にやりたいことは結婚ではなかった、なんて気づきがあるかもしれません。

 

出会いの場ではなく「出会いの質」を見直す

マッチングアプリ、友人の紹介、職場、イベントなど、出会いの場はたくさんあるでしょう。
しかし大事なのは出会いの量ではなく、「どういう姿勢で向き合っているか」なのです。


例えば、相手から何を得られるかではなく、相手と何を育てられるかに目を向けること、最初からジャッジしすぎず、違いを楽しむ余白をもつこと。
そして常に「モテる自分」ではなく「誠実な自分」でいること。

条件だけでは測れない相手の魅力や、自分自身の魅力が発揮されるのは、「安全な心の土台」があるときですよね。
急がず、構えず、「対話」から始めることが、出会いの質を上げる鍵になるでしょう。

 

一緒に「成長できる人」を見つけよう

理想の結婚相手は、最初から『完成されてる人』ではなく、
一緒に完成に向かっていける人』のことかもしれません。

恋してるうちは楽しくても、結婚して現実の生活となると、価値観のズレ、育児の違い、お金の不安、心のスレ違いなど、いろんなことが起こりえます。
しかしその都度「一緒にどう乗り越えるか」を対話できる人がいれば、どんな困難があっても怖くないですよね。

つまり、理想の相手とは、
柔軟に変化できる人、また、変化を受け入れられる人といっても良いでしょう。


 

愛も現実も手放さないために

理想の結婚相手は、探すものというより、つながり方を選ぶものなのかもしれません。

たったひとつの正解を探すのではなく、
「自分らしい在り方」に共鳴してくれる人と、
対等に、誠実に、つながっていくこと。

愛も、生活も、未来も。どれかひとつを諦める必要はありません。
大切なのは自分を偽らず、心に正直に生きること。それこそがきっと理想の相手と出会える近道だといえるでしょう。

ライタープロフィール
安本丹
安本丹
『不倫の何がいけないの?』著者。
こちらが、本の紹介、公式URLになります。
https://life.gentosha-go.com/ud/books/5f485eec77656158f0000000
妻になっても、母になっても、一人の女性として、いつまでも恋の花を咲かせていたい。
恋愛に悩む全ての人へ、少しでも前向きになれるようなメッセージをお届けできたらと思います。

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