愛してもお付き合いに至らなかったり、長続きしなかったり、自然消滅してしまったりして、交際が長続きしないことで悩んでいる女性、多いのではないでしょうか?
恋愛は、濃密な関係性が要求されるので、ご自身のコミュニケーション力が一番試されます。
コミュニケーションは、生まれて最初に接する両親から学ぶことが多く、両親との関係性の中で育まれます。だから恋愛には、ご自身と父親との関係性、ご自身と母親との関係性、父親と母親の夫婦関係が大きく影響します。
家庭ごとに親子関係は異なります。家庭の数だけ親子関係もあると思いますが、関係性タイプごとに特徴があるので、それがどのように恋愛に影響するのか?父親から受ける影響と母親から受ける影響について関係性タイプ別にまとめてみたいと思います。
今回は“母親との関係性”の影響について記していきます。
◎母親との関係性は父親とより親密
母親との関係は、父親以上に親密な関係性です。生まれたのも母親のお腹からですし、母乳をもらい、身の回りのことが自分でできるようになるまでは、母親にしてもらった女性が多いのではないでしょうか?
どうしても母親と一緒にいる時間が長くなる為、母親の態度やコミュニケーションの取り方・使う言葉・感情表現などから、ありとあらゆることを学びます。
善悪の判断ができない頃からずっと。
だから、母親の態度やコミュニケーションの取り方・使う言葉・感情表現などありとあらゆることが正しい見本として記憶されていくのです。
ドロシー・ロー ノルト の詩「子は親の鏡」にそのことが書かれているので紹介します。
◎ドロシー・ロー ノルト の詩「子は親の鏡」
けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨(うらや)んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
誉(ほ)めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりを持って育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、この世はいいところだと思えるようになる
◎家庭のあり方も母親の影響が大きい⁉
この詩では“家庭”のあり方や両親の振る舞いについて書かれていますが、これらはやはり、一緒にいる時間が長い母親からの影響が大きいです。
勿論、父親からも受けますが、影響力の大きさでは、圧倒的に母親でしょう。
特に、母親と同性である女性は、母親の真似をして成長していくので、心の中にいる小さな母親が成長してあなたに色々とプレッシャーを与えます。
この心の中の母親は、家庭の事情で母親と一緒にいる時間が少なかった女性の心の中にも存在しています。こちらの母親は、ふと見かけた母娘のやり取りなどに必要なメッセージを乗せて伝えてく
れます。残念ながら、それに気付けている女性は、そんなに多くありません。
私達は、絶対に母親から生まれています。母親無くして生まれてくることが無かった。だから、生まれた時に死に別れたりして全く記憶がなかったとしてお腹の中の記憶がある。母親のお腹から生まれてきた事実がある。しっかりと無意識レベルの記憶に刻まれているのです。
その記憶と生まれてからの体験による影響力をタイプ別に「恋愛が上手くいかない理由 ~母親の影響2~」で解説していきます。
お楽しみに!
ライタープロフィール
- 恋愛・結婚を通してふたりで生きる意味。この世でふたりが出会った意味・使命がわかるヒントを、また、パートナーに出会えていない方には、パートナー探しのお手伝いになるヒントをお伝えしたいと思っています。
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