私たちどうするの? 曖昧な関係にピリオドを打つには

私たちどうするの? 曖昧な関係にピリオドを打つには

ひと昔前は人生の一つのゴールだった結婚。

最近は結婚するかしないかはその人の、2人の自由という考え方が少しずつ浸透し、実際、入籍はしていなくても幸せに暮らしているカップルもたくさんいます。

でも一見そう見えて、特に大人世代の女性には「本当はちゃんと結婚したい」という思いを抱えていることが多いようです。

曖昧な関係に終止符を打つにはどうすればよいのでしょうか?

 

やっぱり結婚したい!それなら

 

2人で住めば生活費が助かる、少しでも一緒にいたい、結婚前のお試し、といった理由で同棲を始めたら、そのままズルズルと何年も経ってしまった。いい加減に結婚へ進みたいのに、その話になかなかならない。

そんな状況になっている人、私の周りにも結構います。

また、一緒に暮らしてはいないけれど、なんとなく結婚するタイミングを逃してきたというケースも少なくありません。

自分もそれでいいと考えるなら問題はありませんが、本音ではやっぱり結婚したいなら、今のままでは、もやっとしたままで時間が過ぎ去り、いつか後悔することになる、かもしれません。

それはイヤ!と思うなら、何らかのアクションを起こす必要があります。

 

周りを味方に

古典的かつ効果的なのが、周りから攻め、結婚へと進まざるを得ないように仕向ける方法です。

本人同士では耳を貸さない言葉も、最三者の言葉だとすっと受け入れることは十分あり得ます。周りというのが誰かは、状況次第。

定番かつ一番可能性があるのは肉親です。相手の親といい関係にあるなら、味方になってもらう。自分の親からガツンと言ってもらう。親以外にも兄弟姉妹というケースも考えられるでしょう。

先輩や上司など、彼に尊敬する人がいるなら、その人に意見してもらうとかなり効果的です。

心の底から信頼している、親しい友人でも同じくです。

 

自分も向き合う

王道だけど実は届くのが、まっすぐ気持ちを伝えることです。

怖かったり面倒だったりで、きちんと話をすることからついつい逃げていませか?中途半端なままで終わらせていませんか?相手もきっと同じです。

なぜ今のままではだめなのか、自分の気持ち、思いを、駆け引きなしで素直に伝えることが大切。それには自分自身の本当の望みを見つめ直すことも必要になります。

その上で本音を伝え、自分からはっきりプロポーズするのもあり、です。

例えば「今の状態は不安で幸せじゃない」「あなたと本当の家族になりたい」……意地や照れを取り去ったあとに残った思いをはっきり言葉にしましょう。

また、相手の気持ち、思いも聞くことを忘れずに。

ふだんは「まあいいじゃん」などと適当にすませていた裏に、大きな理由が隠れているかもしれません。それを聞くことでも、関係に何かしらの進展はあるはずです、

 

覚悟を決める

最後の手段は荒療治。ちゃんと話し合おうとしても聞こうとしない、のらりくらりとかわすばかりなら、あきらめてきっぱり別れる、フリをすることです。

「このまま続けることはできない」と告げ、一緒に暮らしているなら、家を出る。しばし連絡を絶つ。

どれだけ思いが強いのか、真剣なのかを突き付け、どれだけあなたが大切な、失いたくない存在なのかを知らしめるためです。

ただし、これは本当の別れになってしまうかもしれないリスクが伴う方法。その覚悟が必要になります。

 

本当の気持ちを知る機会に

ズルズルと続いている曖昧な関係。ぬるま湯につかっているような状態は、大人になればなるほど是正しにくくなります。よほどのきっかけがない限り状態が変わることは難しく、それにピリオドを打ちたいなら、刺激を与えることが必要になります。

周りを巻き込む、対峙する、荒療治。もうお気づきでしょうが、前の2つも別れにつながる可能性はなきにしもあらずです。

でもあなたのことを大切に思っているなら、言葉に耳を傾け、考える姿勢は示してくれるはず。アクションを起こすことは、相手の本当の気持ちを知る機会でもあります。

「じゃあもういいよ」となるなら、それぐらいにしか思われていないということですから……。

ライタープロフィール
錦恋
錦恋
積み重ねてきた経験から、失敗もたくさんしながら、見えてきたことがあります。恋に、愛に、悩める皆さまの幸せを心より応援します。

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