素敵な『失恋』で成長しよう。女のケジメとは

素敵な『失恋』で成長しよう。女のケジメとは

恋をするということは、いずれ必ず終わりがくるということ。それは、もしかしたら一生涯続くものかもしれないし、はたまた一夏で終わる儚いものかもしれません。
恋は人を成長させてくれますが、実は恋をしている間より、失恋から学ぶことは多いもの。
失恋をして、悲しい、辛い、死にたい、で終わるのではなく、また新たな恋ができるように人としても女性としてもステップアップしたいですよね。そこで今回は、失恋から学び、そして次に進むためのケジメの付け方について、紐解いていきたいと思います。

 

1、恋愛に努力は無用

失恋するとまず頭をもたげてしまうのは、『自分の何がいけなかったのだろう』という想いです。しかし、そもそも恋愛というものは努力したからといって必ず成就するものではありません。
もちろん、相手好みになろうと必死で自分磨きをしたり、相手の趣味や価値観を理解するなど、努力をすることで好きになってもらえる可能性は高まるかもしれません。しかしどんなに努力をしたって、ダメなものはダメ。恋愛は理屈ではないのです。

もちろん、ありのままの自分を好きになってよ、と最低限の身だしなみすら怠ったり、自己中心的な振る舞いばかりでは、好きになってもらえるはずがありません。
しかし、相手に好かれようと精一杯頑張った結果の失恋であれば、『何がいけなかったのだろう』と後から考えて病む必要はないのです。

 

2、話せる時に身のある会話を

好きな人とのデートでは、ムードを壊したくなくて、どうしても込み入った話を避けてしまう傾向にあります。しかし相手に対して不安を感じている時、相手への信頼が充分でない時などは、思い切って想いの丈をストレートに伝えてみることをオススメします。
『そんなことをして、フラれたらどうしよう』と心配なあなた。もし気持ちを伝えて、彼が応えてくれないようであれば、気持ちを伝えなくとも遅かれ早かれ一方的にフラれてしまうでしょう。
そして、その時には、自分からケジメをつけたとき以上に引きずる失恋になってしまう可能性が高いです。

なぜなら同じ失恋でも、
相手が向き合ってくれ失恋したパターン
一方的に突き放されてフラれたパターンとでは、圧倒的に前者のほうが前に進みやすいからです。

そもそも後者の場合は、具体的には
•忙しいと言って徐々にフェードアウトされる
•話し合いたい旨を伝えるとブロック(着信拒否される)
というリスクが伴います。

万が一上記のようなフラれ方をした場合、『また会えるかも』や『話し合いができれば復縁できる』と感じてしまい、結局いつまでもいつまでも彼を忘れるこもができなくなります。

その点、前者の『相手が向き合ってくれて失恋したパターン』であれば、話し合った上でキチンと相手にフッてもらえるため、自分の気持ちを整理しやすいです。どんなに頑張ってももう無理だ、としっかり理解できれば、相手にこれ以上期待することなく、すぐに新たな恋愛に踏み出すことができます。
また、もし相手に誠意があれば、話し合うことで逆に距離が縮まったり、またフラれても原因が分かれば次の恋愛に生かすこともできます。

残念ながら、口下手な男性は会っていない時にメールや電話で一歩女性に踏み込まれると、面倒に感じて話し合いから逃げる傾向にあります。
せっかくのデートを楽しみたい気持ちは分かりますが、ぜひ会っているときに自然と気持ちを伝えられるといいですね。

 

良い失恋をすれば、良い恋愛ができる

恋は盲目、とはまさにそのとおりで、恋愛をするとどんなに不誠実な相手でもその人しか見えなくなってしまいがちです。しかし、そもそも信頼できない相手とは関係が長続きしないどころか、下手に続いてしまった分だけ、納得の出来ない結末を迎えた時のダメージは大きくなってしまいがち。目先の幸せに逃げずに、長期的に幸せを感じられる相手と出会う為に、素敵な失恋をしてみるのもいいかもしれません。

ライタープロフィール
安本丹
安本丹
『不倫の何がいけないの?』著者。
こちらが、本の紹介、公式URLになります。
https://life.gentosha-go.com/ud/books/5f485eec77656158f0000000
妻になっても、母になっても、一人の女性として、いつまでも恋の花を咲かせていたい。
恋愛に悩む全ての人へ、少しでも前向きになれるようなメッセージをお届けできたらと思います。

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