失敗しない結婚相手の選び方(前編)

最近は、マッチングアプリのCMがテレビでも流れていて、3人のうち2人がマッチングアプリを利用しています。コロナ前は、3人のうち1人が使用していたので、利用者は倍になっていることになります。

婚活パーティや結婚相談所の利用者もアプリほどではありませんが、軒並み増えています。
空前の婚活ブームです。

ブームに乗っかって婚活を始めたものの、付き合ってみて「あれ?本当にこの人と結婚して良いのかな?」と、不安を感じ条件は良いけど断ってしまったなどの経験をお持ちのあなた。

今回は、そういうあなたに読んで欲しい内容です。


1.結婚しても3組に1組は離婚している
2.世界的にみれば低い日本の離婚率
3.離婚理由の1位は性格が合わない⁉
4.離婚の原因は男女で違う
5.結婚したら幸せになれると思うのは間違い(人生は山あり谷あり)
6.幸せな結婚は築くもの
7.結婚で一番大事なこと
8.性格が合わないは全てを含む


1.結婚しても3組に1組は離婚している

 





誰しも結婚する時は離婚することを考えていません。それを考えたら結婚する気持ちにはなれません。

でも、現実に目を向けてみると、結婚から5年未満の夫婦の離婚率は32.5%と3組に1組は離婚しています。5年-10年未満では20.2%と減少しますが、10-15年未満で14.1%、15-20年未満で11.6%、20年以上になると21.5%と10年未満より高くなっています。どの年代でも1割以下になることはありません。
(出典:令和元年厚生労働省の人口動態統計における「人口動態総覧の年次推移(2022年)」より)

20年以上一緒にいて離婚率が上がるというのもショックな結果ですよね。ても、これが現実です。
あなたの周りにも離婚経験者の方がひとりやふたりおいでだと思います。
ご両親が離婚している方もおいででしょう。

それが原因で「自分も離婚してしまうのではないか?」と、結婚に二の足を踏む方も少なくはないでしょう。


2.世界的にみれば低い日本の離婚率

 

この離婚率でも日本、韓国、シンガポール、アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、スウェーデン、イギリスの9か国では、離婚率が8位です。最も離婚率が高いのはアメリカで2位がスウェーデン。3位が韓国、4位がフランス。5位がシンガポール6位がイギリス。7位がドイツ8位が日本、そして9位がイタリアです。
(出典:令和元年厚生労働省の人口動態統計の年間推計における「人口動態総覧(率)の国際比較(2022年)」より)

事実婚の多い国もありますし、文化の違いもあるのでこの順位を鵜呑みにはできない部分もありますが、国際的にみれば日本は、まだまだ離婚が少ない国なのかもしれません。

 





3.離婚理由の一番は性格が合わない⁉

 

では、離婚の原因は何が多いのでしょうか?
あなたの周りの離婚経験者の方の理由は何ですか?

離婚理由については、残念ながら国の統計の中にはありません。
なので、協議離婚の申し立理由からしかわからないのです。

それによると、性格が合わない、浮気や不倫といった異性問題、DVやモラハラ、セックスレスなど性的問題、浪費など金銭の問題などが主な原因です。中には病気など気の毒な理由もありますが、上位ではありません。

男女共申し立て理由の一番は、性格が合わないです。
お相手に惹かれて魅力を感じて結婚したはずなのに“性格が合わない”が一番多いということは、不思議なことでもあります。

結婚する時には気づいていなかったことなのでしょうが、そもそも“性格が合う”ってどういうことなのでしょうね?
別人格のふたりです。違って当たり前なのに“合う・合わない”が離婚の理由になるほど何をこじらせてしまうのでしょうか?

 

4.離婚の原因は男女で違う

 

離婚理由の一位は男女共“性格が合わない”ですが、2位以降は男女で異なります。

男性は、2位が浮気や不倫といった異性関係、3位がヒステリーや無視など精神的な虐待、4位が家族・親族との関係性の不満、5位はセックスレスなど性的問題です。

女性は、2位がDVなど暴力問題、3位が生活費を渡さないなどの経済問題、4位は言葉による暴力のモラハラ、5位が浮気や不倫といった異性関係です。





まだまだ、男性が外で働き収入を得て、女性が家事・育児をするという家族構造の過程が多いから離婚原因が違うのも当然かもしれません。本当は、女性が家事や育児を担ってくれるから安心して仕事に取り組めることを忘れてしまっている男性。逆も真なりで男性が収入を得てくれるから育児が大変な時に専念できることを忘れてしまってる女性。

こういうことがすれ違いを生みふたりの間に溝が生まれてしまいます。

5.以降は後半に続きます。

ライタープロフィール
神実
神実
恋愛・結婚を通してふたりで生きる意味。この世でふたりが出会った意味・使命がわかるヒントを、また、パートナーに出会えていない方には、パートナー探しのお手伝いになるヒントをお伝えしたいと思っています。

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