恋愛依存から抜け出す方法と自立する秘訣

「彼が返信をくれないとソワソワして何も手につかない」
「この関係が終わったら、私にはもう何も残らない気がする」
皆さんは恋愛をしているなかで、そんなふうに感じてしまったことはありませんか?

それは恋愛している誰しもが一度は通る道。
しかしその状態が長く続くと、自分の人生のハンドルを誰かに渡してしまっているような状態です。
自分の人生ですから、しっかりと自分で舵を取る必要がありますし、また男性から見ても、自分の人生を生きる女性は魅力的に映るはず。
そこで今回は、「恋愛依存」から抜け出して、自分の足で立てるようになるためのヒントをお届けします。

 

恋愛依存ってどういう状態?

簡単に言うと、自分の幸せをぜんぶ恋愛だけにフルベットしてしまっている状態です。
・恋人がいないと不安になる
・常に連絡を取り続けていたい
・相手の気分ひとつで自分の感情が揺れまくる
・自分の夢や生活が二の次になる

こうした状態は一見「恋してる証拠」に見えるけど、実は、自分で自分を満たせないという苦しさのサインともいえます。

 

恋愛依存の背景には「自己肯定感の低さ」がある

「誰かに必要とされていないと不安」
「愛されないと、価値がない気がする」

こう感じる根っこには、たいてい自己肯定感の低さがあります。
小さな頃に「ちゃんとしなきゃダメ」「我慢しなさい」と言われすぎた人ほど、無意識に「愛されるためには自分を抑えなきゃ」と思いがちになります。

しかし本当は、何もできなくても、どんな自分でも愛されていい存在なんだという感覚を持つべきです。

 

恋愛依存から抜け出す3つのステップ

ステップ①「自分の時間」を最優先にする

趣味でも勉強でもなんでも構いません。
恋愛以外に自分が夢中になれる時間を持つことで、「恋人のいない時間=孤独」ではなくなります。

ステップ②自分の感情を書き出してみる

ノートや日記に、「今日モヤモヤしたこと」「嬉しかったこと」を毎日書き出してみましょう。
恋愛依存している場合、なんでも彼を最優先にしすぎて、自分の感情すらわからなくなっていることが多くあります。
まずは「私は今どう感じてる?」って自分に聞いてあげる癖をつけてみましょう。

ステップ③「自分で自分を満たす」練習をする

ちょっといいごはんを一人で食べてみる
マッサージや美容室で自分を甘やかしてみる
「誰かがしてくれる」ことを待ったり求めるのではなく、「自分で自分にしてあげる」ことが増えると、自立の感覚が徐々に育ってきますよ。

 

自立するって、ひとりで頑張ることじゃない

ここで一つ、勘違いしがちなことがあります。
「恋愛依存から抜け出す」=「一人で生きていく」ではありません。

本当の自立とは、
「自分が幸せに生きたうえで、誰かと支え合える」状態。
依存ではなく、選び合える関係。
「この人がいなくても私は私。でも一緒にいられたらもっと幸せ」
そんな風に思える恋愛のほうが、心がラクになりますよね。

恋愛はおまけでいい

人生の主役は、恋人じゃなくてあなた自身。
恋愛は、あなたの人生をさらに彩るおまけくらいがちょうどいいのです。
主役のあなたが輝いていれば、自然と素敵な人も現れることでしょう。
誰かがいないとダメという不安を取り払い、
私は私で幸せ。だからこそ、いい恋愛ができるへシフトチェンジしてみませんか?
少しずつでいいのです。
『恋愛や彼のための私』ではなくではなく、『私のための人生』を生きていきましょう。

ライタープロフィール
安本丹
安本丹
『不倫の何がいけないの?』著者。
こちらが、本の紹介、公式URLになります。
https://life.gentosha-go.com/ud/books/5f485eec77656158f0000000
妻になっても、母になっても、一人の女性として、いつまでも恋の花を咲かせていたい。
恋愛に悩む全ての人へ、少しでも前向きになれるようなメッセージをお届けできたらと思います。

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