人は皆誰かの所有物じゃない!正しい不倫のすゝめ

人は皆誰かの所有物じゃない!正しい不倫のすゝめ

皆さんこんばんは!ライターの安本丹です。
突然ですが、令和の日本を生きる皆さんに質問です。今後の日本に求められているものは、なんだと思いますか?
それはズバリ『多様性』だと私は思います。
近年ではLGBTをはじめとした性的マイノリティーの方に対する偏見、差別を無くそうという価値観が広まっています。

人は皆、すべからく人権があり、自由に生きていいのです。全ての人にそれぞれ違った人生、価値観や考え方があり、そのどれもが尊重されるべきだと思います。
それでは『不倫』はどうでしょうか?
今回は不倫に悩む女性が少しでも堂々と生きられるように、なにかと糾弾されがちな不倫が本当に悪なのかを紐解いていきたいと思います。

人生を豊かにするのは、恋である

何かを好きになることは、素晴らしいことです。グルメ、旅行、音楽、スポーツ。人それぞれ好きなことに出会い、人生の生き甲斐にする。もちろん、人を好きになるのも同じです。
その好きという気持ちを押し殺して生きることを選択させられる、これほどまでに酷な人権侵害が果たしてあるでしょうか。
人種、性別、家柄、そして既婚者か否かなど、関係ありません。誰しもが、自分の好きという気持ちには、正直に生きていいのです。

 

どんなに愛しても、人のものなの?

とある女性タレントが不倫をしている女性に対し言い放った言葉が、正論であるとネットニュースになりました。
それは、『どんなに愛しても、人のものなの』という言葉です。
それが正論である、という風潮に違和感を感じたのは私だけでしょうか。
『人のもの』と言いますが、いくら婚姻していようが人間には皆人権があり、決して誰かの所有物ではないと私は考えます。
誰かのもの、という人間はこの世に一人もいてはならないのです。

 

不倫を受け入れれば、恋愛もうまくいく

人がどう生きようと、誰とどこで何をしようと、それは自由であり、その自由を制限することは人権を侵害することに同意ではないでしょうか?
その価値観があれば、恋人の浮気や、配偶者の不倫に悩むこともなくなります。
『自分のもの』と思っているから、浮気された時に辛いのです。不倫されて悲しむのです。
誰とどこで何をしようが構わないけれど、いつでも自分のものに戻ってきていいよ。そんな余裕が、恋愛や結婚生活を豊かなものにするでしょう。

 

本当の意味での愛するということ

いかがでしたか。本当に好きな相手であれば、『自分のものにしたい』といったエゴイズムは捨て、好きな人がやりたいことを、心から応援する、というのが真実の愛ではないでしょうか。
そしてそれは恋人同士や夫婦に限らず、親子関係であるとか、会社の上司部下、または友人関係であっても、同じです。
所有物という価値観を持った人間関係は、依存や自己愛であり、良い人間関係とは言えません。みんな違って、みんな良い。全ての人が尊重される世の中になることを祈ります。

ライタープロフィール
安本丹
安本丹
『不倫の何がいけないの?』著者。
こちらが、本の紹介、公式URLになります。
https://life.gentosha-go.com/ud/books/5f485eec77656158f0000000
妻になっても、母になっても、一人の女性として、いつまでも恋の花を咲かせていたい。
恋愛に悩む全ての人へ、少しでも前向きになれるようなメッセージをお届けできたらと思います。

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