元気で明るいタイプよりも、どこか陰のある男性に惹かれてしまう。
幸せになる近道はこっちじゃないよ!ダメダメ!と警告ブザーが鳴るのに、自分を止められない。
苦悩する、弱った姿を見ると胸がキュンとなり、ほおっておけない。自分が助けてあげたいと思ってしまう。
あなたにはそんな傾向はありませんか? それ、かなり危険です。
芸術家に多い破滅系
古今東西、アーティストや作家、ミュージシャンや俳優などに多いのが破滅系男子。
人並はずれた豊かな感性、強い感受性を持っているからこそ、人並みではない芸術を生み出すことができるのですが、それは同時に、生きづらさを生み出してしまいます。
その危ういバランスは抗いがたい魅力となり、世の女性たちを惹きつけて、数々の物語を紡ぎ出してきました。
しかしそこには、常に不幸の香りがつきまといます。激しい感情の渦に巻き込まれたり、事件に発展してしまったり。身も心もボロボロになってしまうことも少なくありません。
共鳴と強い母性
幸せとは逆の道と知りつつ、なぜそんなにも惹かれてしまうのか。
ひとつは、あなた自身がその素質を持っているから。
それがごく弱いものなら普段は表に出てくることはありませんが、彼の持つ破滅傾向と共鳴することで、そっちへ引き寄せられてしまうのです。
そしてもうひとつが、母性です。
苦しむ彼を救ってあげたい。弱った彼を癒してあげたい。必要ならば自分を犠牲にしてでも…!あなたが持つ母性がそう思わせるのです。
母性が強ければ強いほど、そうした思いはとめどなくあふれ出てきます。
従来なら素晴らしいものである母性。だからこそ、この場合はよりやっかいなものになります。
危険な淵へ行ってしまわないために
では、ずるずると深淵まで引きずられてしまわないためには、どうしたらいいのでしょうか。
まずは、冷静に自分自身の心と置かれた状況を俯瞰してみること。
感情が高ぶっている時はドラマチックな方向へ流されがちです。ちょっと間をとって、自分はなぜ彼に惹かれているのか、本当に彼を愛しているのか、見つめ直してみてください。
次に、あふれる母性をなんとかすること。
それには、母性を小さな弱いものに向けることが有効です。
具体的には、身近にいる子どもと触れ合う。ペットを可愛がる。そうすることで母性が危険な方向へ暴走することをせき止めることができる、またはそらすことができるでしょう。
あるいは突き進む道も
先ほど「幸せとは逆の道」と言いましたが、それはあくまで一般的な話。幸せの定義は人それぞれです。
破滅系の彼と共にその道を行く。たとえ傷ついても、ボロボロになっても、傍からは不幸に見えても、もしかしたらあなたにとっては、それが幸せなのかもしれません。
ある人にとっては、それこそが恋愛の醍醐味、生きる意味とも言えるのかもしれません。
だから、止まるも突き進むのもあなたの自由。
ただし、いわゆるハッピーエンドとは遠ざかるであろうことは覚悟しておくことが必要です。
まとめ
どこか陰のある男性に惹かれる。そんな傾向を多くの女性が持っています。
その基にあるのは強い母性。破滅へ向かう彼に惹きつけられるまま進んでいけば、翻弄されるのは明白ですが、気持ちをコントロールするのは容易ではありません。
ただ、幸せのカタチは人それぞれで、破滅的な世界に甘美さを感じることもあります。
後悔しないためには、どんな未来へたどりつきたいのか、何を求めているのか、本当の自分を知ることが大切です。
ライタープロフィール
- 積み重ねてきた経験から、失敗もたくさんしながら、見えてきたことがあります。恋に、愛に、悩める皆さまの幸せを心より応援します。
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