愛を貫いたプリンセス 眞子さんに思う

愛を貫いたプリンセス 眞子さんに思う

「お姫様は王子様と結婚し、いつまでもいつまでも幸せに暮らしました」

そんなプリンセス物語の定番ラストとは違うものの、好きな人と結婚するという幸せを手に入れた眞子さま、あらため眞子さん。

愛を貫いたプリンセスの姿に思うことは人それぞれですが、「よかったね」と、祝福の気持ちを抱いた人も少なくないようです。

 

パッシング過熱で結婚延期

約4年前の婚約発表の後、お相手の小室圭さんの、お母さんの元婚約者との間の金銭トラブルを中心にマスコミ報道が過熱。皇族の親戚になるには相応しくないというパッシングが続き、結婚が延期に。このままなくなる方向か……という雰囲気もありました。
立場上(と親心から)ご両親からも色々進言があったと思います。

宮内庁内をはじめ周りは「この結婚、できればやめてほしい」と願い、それをひしひしと感じたことでしょう。

そもそもパッシングの発端は本人ではなくお母さんに関することで、それも実際の所はどうなのかわからないこと(だからはっきり説明しろという声があるのですが)。

でも活字で見ていると「そうなの?」と思えてしまいます。圭さんを「ジゴロ」と表現していたケースもありました。
(眞子さんの言葉によると)「事実と異なることがあたかも事実のように一人歩きする」ことのストレスは大きく、『複雑性PTSD』と診断されるまで追い詰められていました。

 

入籍、賛否両論の会見へ

そんな数々の困難を超えて、好きな人と結婚する道を選びました。

10月26日に入籍し、皇室を離脱。夫となった圭さんと2人で挑んだ会見では、眞子さんのすっきりとした表情が印象的でした。実際は緊張していたかもしれませんが。

圭さんの帰国時のロン毛姿は、「ワイルドで素敵……」と(「鬼滅の刃」の甘露寺蜜璃さん的に)ますます惚れてしまったのでは。と思っていたら、会見の圭さんは髪も切ってこざっぱりして、何だか前よりもいい顔になっていました。

2人で顔を見合わせてタイミングを図るシーンは初々しくもありました(「学芸会みたい」と揶揄する声もあったようですが)。

眞子さんは「彼が独断で動いたことは一度もありません」と言い、お母さんの元婚約者への対応も、米国へ留学して生活の拠点を作ってほしいということも、「私がお願いし、進めていただきました」ときっぱり。

そして圭さんは、「眞子さんを愛しています」とキメました。

質疑応答がなかったこともあり、みんなが知りたいことをしっかり説明できていないという批判も多いのは事実です。でもそこには「好きな人と一緒に人生を歩みたい」という、ごく普通の思いを貫いた一人の女性が。

街頭インタビューなどでは、女性を中心に祝福の声が寄せられていました。気持ちがわかるというのもあるのかもしれません。

障害に燃え上がる愛

結婚で皇族を離れる女性に対し、品位を保つために支給される一時金(眞子さんの場合は約1億4千万円)を辞退し、儀式もなし。家族とは門の前でサヨナラ。立場上、両親から言われた結構厳しい条件もあるようです。それでもあきらめたくなかったこの恋、この愛。

障害があるほど、愛は燃え上がります。そして、あの有名な曲にもあるように、会えない時間が愛を育てたのでしょう。

味方は妹の佳子さまだけとも言われ、「周りは敵。この世界で私たちは2人きり」というシチュエーションに、より一層盛り上がっていったのだろうと想像できます。

 

お金は大丈夫?

ちなみに、東京での滞在は家賃月130万円のマンション。NYでの新居も相当お高そう。お金は大丈夫なのでしょうか?

圭さんの就職先である法律事務所の給料は年収にして1800万円ほどだそうですが、それではNYでのセキュリティー万全の暮らしにはとても足らないようです。ただ、一時金は受け取らないものの、皇族にはそれなりのお給料があるそうで、自分の貯金もあり、両親から贈られた持参金も。

さらに、世界にはロイヤルファミリー大好きなセレブの支援者がたくさんいるので、心配は要らないようです。

 

どうかお幸せに

プライバシーや自由が制限される皇族のあり方も議論されていますが、どうしても一般人とは違う面がありますし、この結婚に対する捉え方は様々でしょう。

パッシングはなお続いており、これからも色々なことがあると思います。でも、せっかく好きな人と一緒になったのですから、どうか幸せな人生を歩んでほしいと思います。

ライタープロフィール
錦恋
錦恋
積み重ねてきた経験から、失敗もたくさんしながら、見えてきたことがあります。恋に、愛に、悩める皆さまの幸せを心より応援します。

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