バレンタインデーは、いかがでしたか?
想いが通じた人、残念な結果になってしまった人、或いはホワイトデーを待つ人。
色々だと思いますが今回は、仲良くなれたらいつまでも仲良くしていたいですよね?
なので、今回は“いつまでも仲良くできる”秘訣について書いてみたいと思います。
ワシントン大学の心理学者で名所教授であるジョン・ゴットマン博士は、5分の夫婦間のコミュニケーションを観察すれば5年後にその夫婦が離婚するかどうかを94%の確率で当てることができるそうです。
では、どのような夫婦が離婚するのか?
離婚する夫婦の特徴とは?どのようなものなのでしょうか?
ジョン・ゴットマン博士の研究によれば、4つの危険因子があるそうです。
この危険因子が多い程、離婚の可能性が高くなるのです。
1.批判
自分が優位な立場になって相手を責める行為で、誤りや欠点を指摘して正すべきであるとして論じること。具体的には、「貴方はいつも○○○○」や「あなたって本当に○○○○」というような相手の人格を否定する言動です。
2.軽蔑
上から目線で相手を軽んじる行為で、相手が自分より劣っているとみなして、馬鹿にすること。自分より相手をさげすむことです。具体的には「そんなこともわからないの?」や「常識でしょ」などと相手を侮辱する言動です。
3.自己防衛
相手からの攻撃に対して、防ぎ守ること。その為に自分の非も相手のせいにして自分を守ることもあります。具体的には「いやあれは、あなたのせいで自分は悪くない」などの自分を守る言動です。
4.無関心
関心がないこと。興味を持たないこと。一緒に住んでいるのに関わらないようにする。具体的には、相手の話しかけているのに全く反応せず黙り込んでしまったり、話し合いに協力的ではない態度です。
この4つに共通することは、“嫌悪”という感情です。
嫌悪とは、憎みきらうこと、強い不快感を持つことです。
好きで結婚したはずなのに、ずっと一緒にいたいと思い結婚したはずなのに、どうしたら“嫌悪”という感情を持つようになってしまうのでしょうか?
“嫌悪”の中には、“怒り”は、含まれていません。
ジョン・ゴットマン博士によると、“怒り”は、安全なんだそうです。“怒り”とは激しい感情を表す一つの形式に過ぎないために喧嘩している時は、普通のことなのです。
怒り”とは、目標に到達するための行動が妨害されたときに生じる攻撃的な情動なので、目標を達成するために“障害”を取り除こうとします。“障害”とは、コミュニケーションで起こる食い違いです。
具体的には、自分が望む考えや感情と違う言動を相手がすることや自分のことをわかってもらえないなどです。
これが“障害”にあたります。その“障害”を取り除きたいからこそ、怒りという感情が起こり、その情動でコミュニケーションを続けようとするのです。
やかんのお湯が沸いた時のように、喧嘩で“カッカ”して怒っても、やかんの熱が冷めていくように“カッカ”した怒りも冷めていけば情動で終わるのですが、沸点を超えた怒りは、冷めることなく“カッカ”し続けて、夜も眠れず朝を迎えても“カッカ”しています。
すると、“眠れない”ストレスや“疲労”によるストレスなど様々な不調を招き、どれもこれも相手のせいで起こっている気がして、いつしか“怒り”が“嫌悪”に変わり、別れを迎えるサインになってしまいます。
だから、“怒り”を“嫌悪”に変えないことが重要なのです。
“怒り”を“嫌悪”に変えなければ、“喧嘩する程仲が良い”関係を築いていけるのです。
そして、喧嘩することで自身こと、相手のことで新しい気づき・発見があり、お互いに成長いていけるのです。
では、“怒り”を“嫌悪”に変えない為にはどうしたら良いのでしょうか?
その方法については、“いつまでも仲良くできる”秘訣②でまとめます。
ライタープロフィール
- 恋愛・結婚を通してふたりで生きる意味。この世でふたりが出会った意味・使命がわかるヒントを、また、パートナーに出会えていない方には、パートナー探しのお手伝いになるヒントをお伝えしたいと思っています。
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