ドラマから学ぶ恋愛(後編)

前編の続きです。前編が未だの方は、前編を先にお読みください。m(__)m

 

3.ドラマの中の主人公の相手になりきってみる

 

主人公の次は、恋愛の相手役になりきってみます。多くの場合は異性なのでなりきるのが難しいかもしれませんが、チャレンジしてみてください。

主人公の時と同じように、その目に何が映っているのか?何が聞こえているのか?それを見て聞いてどう感じたのか?さらには、そこからどのような思いでその言動をしたのか?なりきることでわかります。





すると、主人公の立場から見ていた相手と違う人物であることに気付くことができます。
もし、主人公が相手のことをそのように見ていたら、言動も変わり恋愛の展開も変わっていたことでしょう。

これは、ドラマの中だけでなく、あなたの恋愛にも当てはまることです。
過去の恋愛においてもし、あなたが相手のことをそういう視点で見ていたらどうだったか…。

あなたの恋愛も展開が変わっていたかもしれません。



4.ふたりを取り巻く人物の言葉に注目する

 

ドラマには、必ずそのドラマを面白くしてくれる脇役がいます。主人公に協力的な人物もいれば、邪魔する人物もいます。

脇役の人物の言動に対して主人公や恋愛相手がする言動でストーリー展開が変わってきます。
もし、あの時もっと具体的に質問していたら誤解は生じなかったとか、勝手な思い込みから喧嘩にならず仲良くできたなど、ドラマとしてはつまらない展開になったこともあったでしょう。

脇役が良かれと思ってした言動が実は勘違いだった。それを信じた主人公が、はめられた形になるみたいな展開もよくあります。
誰も悪くないのにストーリーは、悪い方悪い方へと進んでいく…。





例を上げるならば、友人が「A君(あなたの彼)が女性と一緒に食事してたけど、あなた達どうなってるの?」と、心配してあなたに声をかけてくれた。

まず友人は、恋人のいる男性が女性とふたりで食事したら駄目だと思い込んでいます。この女性の素性を知らないのに駄目な行為を彼がしていると思い込んで、あなたのことを心配して伝えています。

友人の言葉を鵜呑みにしたあなたは、彼が浮気しているのでは?と疑念を抱いてしまいます。
本来は、疑念を抱く前に彼に「友人があなたが○月〇日○○レストランで女性と食事してたって話してたけど。」と、率直に尋ねるべきです。

大事なことは、周りの曖昧な情報に惑わされないことです。

彼もやましい気持ちが無ければそれについて語ってくれるでしょう。その時の態度で嘘ついているかどうかもわかります。この時、既に疑念を抱いて尋ねると、彼の態度は怪しくしか見えません。彼のことを信頼して尋ねます。

「ああ、それ従妹だよ。前に話したことあると思うけど、従妹のA子。相談に乗って欲しいと言われ一緒に食事した。」など話してくれるでしょう。



5.ドラマと違う展開を考えてみる

 

主人公、主人公の恋愛相手、ふたりを取り囲む脇役になりきり、色々気付いたことがあったと思います。そこで、それを“もう一つのストーリー”として展開を考えてみてください。

恋愛相手が何を考え、何を思っているのか理解して、周りの人達がどうしてそのような振る舞いをしているのかが理解できた上であなた(主人公)がご自身の考え・想いをしっかりと伝えられていたら、どのような展開になっていたか…。

実際の恋愛も同じです。
「私はそんなに鈍くない。人の気持ちがわかる。」こういう思いが、恋愛の相手考えや思いをあなたの価値観で「きっとこうだろう。」と予測する方向に向かわせます。

これまで生きてきた経験が違えば、考え方も違う。そういう相手の考えや思いを完璧に推察することは無理です。色々尋ねたり話し合っていく中でわかり合っていく。違いを理解できていく。その過程を経て初めて相手の考えや思いが解るようになるのです。





同じドラマや映画を観て、それについてどういう場面で感動したか?何故そのシーンなのか?など色々話してみるのも良いですよね。

きっと違いに気付き、そこに魅力を感じて益々好きになっていくことでしょう。
ぜひ、新しく始まった恋愛ドラマ、婚活ドラマを活用してあなたの恋愛を今年の干支である龍の如く上昇させてくださいね。

ライタープロフィール
神実
神実
恋愛・結婚を通してふたりで生きる意味。この世でふたりが出会った意味・使命がわかるヒントを、また、パートナーに出会えていない方には、パートナー探しのお手伝いになるヒントをお伝えしたいと思っています。

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