あなたは二人以上で旅行へ行く時に、誰と行きたいと考えますか?友人や家族や恋人と、行く人によって行き先を考えたり、予算を考えたり、旅行にかける期待や意気込みも変わるでしょう。
しかし、時に楽しいばかりが旅行では無い事もあります。何故かトラブルになり喧嘩になってしまい、旅行どころではない雰囲気となってしまった事はないでしょうか。
簡単に見積っても旅行とは、決めなければならない事は山ほどあります。日にち・金額・目的地・交通手段・宿泊場所・プラン・目的・役割分担、等々。古くは「成田離婚」という言葉も存在したくらい、旅行とはパートナーシップが試される試練なのです。
今回は、そういった事態を状況別に想定し、旅行によって分かるパートナーシップ診断とその対策を考えていきたいと思います。
・依存度チェック
予定や予算を決める段階で話が合わない場合や、役割分担で話が進まない場合は、共依存と考えられます。
共依存とは、お互いが甘えきってしまっている関係性の事です。この場合、ある程度はお互いが自立していないと旅行のプランニングは難しいでしょう。
原因は、何らかの理由で話を決める気がそもそも無い状況である事。相手に役割分担を押し付けていたり、そもそもお互いが旅行を望んでいない状況が考えられます。
・協調性チェック
旅行直前や当日になって感情的になってしまう場合や、起こってしまったトラブルについて感情的になる場合は、旅行時特有のプチ躁鬱状態と考えられます。
プチ躁鬱とは、気分が高まったりする躁状態と、落ち込んでしまう鬱状態を繰り返す脳の状態の事です。この場合は、落ち着いて事の経緯等を振り返る時間が必要でしょう。
原因は、元々の期待値が高すぎて、無事遂行させたい気持ちが強い状況である事。または、不安を煽ってしまっている状況が考えられます。
・対策方法
上記の項目に該当した場合、価値観のすり合わせをするための話し合いが必須でしょう。順序としては
① 自身の考えを伝える。
②旅行の内容を確認する。
③お互いの妥協点を見つける。
④妥協点を基に決行する。
この手順で、結論が導き出せるでしょう。感情的にならないように話から逸れないようにしましょう。
また、悠長な話が出来ない状況であれば、予め③妥協点のみ設定し、「この間〇〇すると決めた」といった機転をきかせる事も時に必要かもしれません。もしくは、話し合い次第では、「旅行はやめよう」という結論に至る可能性もあります。学ぶものがあるのであれば旅行に囚われず、色々な結論があってもいいのです。
・まとめ
このように、旅行というのは共同作業です。その場のノリで何となく決まって、何となく決行できる事もあるかもしれません。そうであれば、パートナーシップに特に問題はないという事にも繋がるでしょう。そして、目的を達成する事も大切ですが、一緒に行動する方との関係性も大切です。そのためには、ある程度は腑に落ちている事や、妥協し合うというようなバランスが大切なのです。それが嫌なら、お一人様プランが増えた昨今なので、「一人で行けば!?」となってしまいます。
コロナ禍でも旅行ができるタイミングが増えてきています。パートナーシップを築く上では、旅行は楽しい試練です。お互いを想い合って、素敵な思い出作りや経験を沢山して頂きたいものです。
ライタープロフィール
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音楽や心理学や絵を描く事が大好き。
歌って悟れるイラストレーターになりたいな…と思っているいい大人です。
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