今、私を支えてくれるのは、思いもよらない身近な人。遠距離恋愛の彼への気持ちは、離れていくばかり。

今、私を支えてくれるのは、思いもよらない身近な人。遠距離恋愛の彼への気持ちは、離れていくばかり。

お悩み

地味だけど優しい先輩に…

初めて彼と会ったの印象は、スラリとのびた背の高い、モデルみたいに笑顔の素敵な人でした。

まさか、私なんかと付き合ってくれるとは思ってもみなかったのですが、同期入社ということもあって、お互い手探り状態で
仕事を覚えるうちに、いつの間にか近い関係になっていました。

私の方が熱くなっていたのかもしれませんが、
私が作ったお弁当を「おいしい!」と言って食べてくれるようになり、
お互い将来のことや結婚を考えるところまで来ていました。

ところが、入社して3年目に、彼は電車で3時間以上もかかる
支店に転勤。婚約も体の関係もありませんでしたが、お互いの実家にも
挨拶にいくほど、かなり結びつきはしっかりしていたように思います。

いっそ結婚して、彼についていけばよかったと、
今になっては思いますが、その頃はまだそれほど結婚と
いうものを切望していたわけではなく、たった3年待てば
いいとばかり考えていたので、何の心配もせず彼を送り出しました。

ところが、彼の就いた地域は同業他社の激戦地で、
月毎の目標もしっかり決められていて、以前の状態とは変って、
各段に厳しい状況でした。

ですから、ラインを送ってもすぐに返ってくることは稀で、
数日遅れの返信になり、月に一度は逢おうという約束も、
「せめて休みは寝かせてくれ」という悲痛な内容に変わっていきました。

 

以前は、私の話をよく聞いてくれたのですが、
いつの間にか彼の愚痴を聞く方にまわり、
彼の日常の視野から、私という存在自体が薄れていく感じでした。

毎日が悶々として張り合いのない生活が流れていた時、
私はインフルエンザに罹り、医者に行くのも高熱でフラフラで、
食べ物ものどを通らなくなっていたころ、会社の同僚のMさんが
下宿までお見舞いに訪ねてきてくれました。

Mさんは、以前から同じ事務職としてつとめていた男性で、
ずっと仕事面では彼に助けてもらっていました。
地味で目立たない人ですが、真面目で責任感が強い
頼りになる先輩でした。

私の状態が思ったより悪かったので、彼は心配して、
リンゴをすり下ろしてくれたり、額を冷やしてくれたりと、
とてもこまめに介抱してくれました。

そうこうして回復するまで、自分に病気がうつることも覚悟で、
彼は出勤前後、朝夕通ってきてくれたのです。

本当に心細かった私の毎日が、Mさんのおかげで、
温かく潤っていったのは間違いありません。

勿論、彼にも病気のことはラインで伝えたのですが、
「忙しくて今手が離せない。悪いが実家のお母さんに来てもらってくれ」
と返事があっただけで、しばらく連絡もとってくれませんでした。

Mさんは、出社してからも何かと気を付けて下さり、
残業も全部自分がひきうけてくれました。

さらに[回復祝いだ]といって誘ってくれたレストランで、
Mさんから「貴女が入社以来、ずっと好意をもっていたんだよ」
と打ち明けられました。

 

今や私の胸の中には、遠くに離れてしまった彼ではなく、
手を伸ばせば触れられるMさんが住んでいます。
でも、これでいいのでしょうか?

 

 

Counselor's Advice

愛している人とは、離れない!

遠距離恋愛を続けるのは、本当に本当に難しいものです。

何故なら、人間というものは、つねに傷つきやすく、
感情に流されやすく、実に弱い生き物だからです。

まして、結婚して、子供がいて、生計を同じくする場合ならまだしも、
「愛している」という気持ちだけでは、お互いの環境の変化や
外部からの心への侵入をくい止めるのは容易なことではありません。

「愛」という抽象的なものだけでは、生身の人間は
なかなか生きていけないのが現実かもしれません。

だからこそ、<愛しているなら離れないことです>

現在でも、遠距離恋愛をなさっている恋人は数知れずおられることでしょう。

その中の、成婚率がいかほどかは知りませんが、
私が知る限りそんなに多くはないはずです。

これまで遠距離恋愛の相談者の方には、
本当に愛しているなら今すぐ追いかけなさいと、
私は申し上げています。

仕事も捨て、家も家族も捨て、彼の近くに移ることです。

「そんなことできない」といわれるなら、
彼とのことは半分、諦めること。

それには、まず、自己認識が必要です。

 

本当に、貴女が一生ついていきたいと思えるのは、彼しかいませんね。
本当に、彼は貴女と結婚する覚悟があるのですね。

 

そのシンプルな質問にはっきり答えられるなら、
前に進むしかありません。
遠距離恋愛になってしまった恋人達は、
この質問に答えるしかないのです。

 

あえていうなら、スムーズに結婚までゴールインできた恋人より、
お互いをじっくり観察する機会が与えられたという見方もできます。
自分の気持ちにしっかり対峙してください。

 

 

どこかに、迷いはありませんか?

先程、とにかく彼から離れないという考え方について、
現実離れしていると思われるとしたら、どんなところでしょうか。

彼の赴任先の周辺には、自分が働ける仕事がみつからない?
人生の中心に彼がいるなら、どんな仕事でも働ける場所は
あるはずだと思います。徹底して探す熱意が必要です。

それとも、今の職場が気にいって動きたくないのでしょうか?

 

彼を追っていくこと自体、彼に重い女にみられてしまう?
結婚しょうという同意が成立していたなら、彼は歓迎するはずです。
いっそ、早く結婚しょうということになるかもしれません。
お金が問題なら、結婚するまで彼に負担をかけないように働けばいいだけです。

 

家族や友達を捨てきれない?
貴女は一生、今の環境で暮らし続けるつもりですか?

家族や友達との縁は、彼との恋愛とは違って
離れたからといって切れるものではありません。
会いたくなったら、いつでも元に戻れる関係です。

彼の存在より、周りの人の目、つまり世間体をとるなら、
彼は世間体より軽い存在だと思っていることになります。

こう考えると、彼と疎遠になったのは、
実は運命でも、悲運でもなく、自分の問題でもあるのではないでしょうか。

 

メールを下さった貴女の場合、彼は容姿からいって、
貴女の憧れの存在だったのでしょう。
卒業して、入社して、新しい世界に入った貴女は、
恋愛そのものにも憧れていたはずです。

それは彼も同じ。若い女の子からお弁当まで作ってもらったら、
舞い上がらないはずはありません。

でも、そんな熱い恋愛中にわきおこった、彼の転勤の話。

これからが、お互いの愛を構築するプロセスにはいるはずが、
物理的に離れてしまって、お互いの生活の時間軸さえつかめず、
ストレスの連続になってしまったようですね。

 

もう少し相手を知る時間が、本当に必要だったと思います。

 

恋愛中の恋人たちの遠距離恋愛における、必須ポイントは、
離れてしまうまでに、どこまで相手と絆を深めていたかにかかると思います。

 

相手の気持ちさえ疑心暗鬼になるのは、やはり双方が
本当に結婚まで真剣に向き合っていなかったからではないか
との疑問が残ります。

 

 

恋愛ではなく、結婚なら・・

恋愛ではなく、結婚を考えるなら、
貴女はMさんのことも視野にいれて、
これからお付き合いを進めていかれていいと思います。

病に倒れて苦しんでいるときに、一緒にいてくれる人こそが
だれでも愛の対象になりえるのです。

遠距離恋愛の彼は、確かに急に動けなかった状況かもしれませんが、
3時間以上かかるとはいっても、貴女に会おうと思えば、
たとえ疲れていても終電、始発を使ってでも動けたはずです。
それが、熱意であり愛さずにはいられない者への衝動です。
若い彼は、きっと自分のことで目いっぱいになっていたのでしょうね。

 

男性には野心も必要ですし、
家族より仕事を選択する人も多いようです。

本当にそんな人を好きになってしまったのなら、
それは仕方のないことですが、
婚約さえしていない貴女は、今はまだ選べる立場なのです。

ただ、彼に男性としての余裕、大人の人間としての幅がうまれるまで、
貴女が待つ覚悟があれば別ですが、期間は全く未定です。

女性は特に、相手に好かれて結婚したほうが、幸せです。
尽くすだけではなく、報われる立場のほうが幸せです。
色々な意見があると思いますが、恋愛と結婚は基本的に違うものです。

なにも焦る必要はないのですから、
自分が本当に一生ついていける人なのかを
充分見定めて、自分の将来の道を選らんでください。

ライタープロフィール
占い師 朱龍
占い師 朱龍
人には聞こえない音・人声を見聞きし不思議な出来事を数多く経験する中で陰陽道・密教などを学ぶことにより感性を研ぎ澄ませてきた先生です。
過去にうけた心の傷やトラウマに寄り添いながら、大きな愛で相談者を包み込み、知らないうちに凝り固まってしまった心を優しく解きほぐしていきます。
ひとつひとつ丹念に難問の糸を解き、心のバランスを組み立てなおし、相談者の魂の本質へと近づける環境づくりを致します。
一緒に辛い過去を乗り越えていきましょう。

朱龍先生の占い師プロフィールはこちら
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