お金持ちの男との恋愛で大切なテクニックは「ちょっと否定」にあり
お金持ちの世界と価値観
お金持ちというのは、IT企業の社長でモデルのような女性に囲まれて生活をしている男性を思い浮かべるかもしれません。
しかし、お金持ちというのはそういう人物ではありません。
日本の平均年収はおおよそ400万円前後と言われています。
それを超えたライン、年収600万円以上ある人が、一般的に「会えるレベル」のお金持ちと言えるでしょう。
正直にいえば、安定して昇給をしていって企業に勤めていれば40代までには誰でも稼げる金額ですが…。
そうした人はどういう恋愛価値観を持っているのでしょうか?
昔、「おしん」という大河ドラマが世界的大ヒットになったことがあります。
それは古風な日本人の主人に尽くす女性を描いたものです。
家族を支える旦那がいてこその女性という価値観では、どうしても女性は従属的な立場を強いられがちです。
「誰が食わせてやってるんだ」なんていうセリフが横行してしまう時代でもありました。
女性が社会進出を果たすことが普通になった今ではあまり見ない光景になったかも知れませんが、完全になくなったわけではありません。
実は、外国人男性が日本女性に対して「従属性を求めて家庭内暴力を行う」ケースが多いのをご存知でしょうか。
「日本人女性=おしんのように従順」という偏見がもたらした悲劇でしょう。
そして、女性が暴力に耐えかねて子供を連れて日本に帰ると、「子供を誘拐した」として国際指名手配されてしまうケースが相次いでいます。
外国人ではなくとも、女性に対して従属性を求める男性は「自分が身を粉にして働いて、養ってやっているんだ」という思いが強い傾向があります。
ですから「養ってもらっているんだから、俺の言うことに従うべきだ」になりやすいのですね。
しかし、それはあまり余裕のない男性の話。
お金持ちは余裕がありますから、「養っている」なんて恩着せがましいことは思いません。
まったく別のことを女性に求めているのです。
お金持ちの恋愛価値観は、女性に何を求めているのでしょうか?
キャバクラの現場から見るお金持ちに不人気な女の子の鉄則
お金持ちというのは少数派なのですから、お金持ちばかりが集まる場所というものはあまりありません。
しかし、唯一、別次元の場所があります。
それがキャバクラです。
私はそういう場所でボーイをしていたので、お金持ちの考え方というのはある程度わかります。
誰でもできればお金持ちと結婚したいと思うのが本音でしょう。
そうした願望を実現できるヒントになればと思います。
私が働いていたキャバクラでは一つ頭を抜いて容姿が優れている女の子がいました。
しかし、その子はお客さんからよく、「チェンジ」と言われるような不人気嬢でした。
別に性格が悪かったわけではありません。
ボーイの私に挨拶をしてくれるほど、礼儀正しくて、穏やかで優しい女の子でした。
ただ、一つ難点があったのです。
それは相手に合わせてしまうことです。
つまり、イエスマンということですね。
「そうなんですね」
「凄いと思います」
「そういうことできる人って良いですよね」
というような単語をその女の子から何度聞いたことでしょうか。
その度にお客さんがイラだっているのがわかりました。
何故でしょうか?
それは彼女が従属性を演じてしまっていたからなのです。
お金持ちというのは一般的な女性とのお付き合いをある程度経験していますし、お金目当てで言うことを聞く相手ともなれば私達が想像する以上に経験があるもの。
自分に合わせてくる相手など、日常茶飯事で嫌気がさしてくる程。
ですから、従属性に特化した相手に対して何の価値もない、と感じてしまうのですね。
お金持ちに人気な女の子は相手を否定してから肯定する
逆にバンバンお金を使うお客さんを掴んでいる女の子というのは、お店の中でさほど容姿が良いとも言えない、40代の女の子でした。
その女の子は、例えば男性が、
「俺って直ぐ不倫してしまうんだ」
と言うと、
「奥さん、悲しむやん。そんなことしたら駄目だよ」
とまず否定してから、
「でも、そういう性格を含めて○○ちゃんだから仕方ないよね」
と肯定をします。
そういう女の子は、男性から見て信用を得ます。
「自分のことを本当にわかってくれてるんだ」
と、安心感が沸くのです。
結論
お金持ちとの恋愛はコツがいります。
ただ、綺麗なだけでも駄目です。
性格が良いだけでも駄目です。
日本人のお金持ちにとって重要なのは、そこではありません。
「良い部分も悪い部分も自分をわかってくれる人」
それが、お金持ちが恋愛に求めていることなのです。
そして、お金持ちほど自分を良く見せるという矛盾点もあります。
高齢になって給料が上がってお金持ちになった人でも、起業してお金持ちになった人でも同じ共通点なのです。
そんな矛盾だらけの自分を優しく包み込んでくれる女性。
結局最後にモノを言うのは、母親のような優しさなのかも知れませんね。
ライタープロフィール
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コラムを拝見して戴いてありがとうございます。斎京誠と申します。
恋愛というものは、なかなか合理的に行きません。
私は合理主義者なので、そこをなんとか合理的なルールを見つけようと努力してきました。
恋愛に正解はないので、私の出した「答え」は間違っていると言えます。
しかし、「答え」ではなく、考え出した「選択肢の内の一つ」は間違っていないと確信しております。
是非とも、私の生きてきた葛藤が、皆様のお役に立てればと思っております。
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