「容姿」vs「中身」問題で、わかるあなたの恋愛観

「容姿」vs「中身」問題で、わかるあなたの恋愛観

 みなさんは、好きになる相手の条件には「容姿」を求めますか?「中身」を求めますか?

 誰もが一度は真剣に議論した事があるであろう「容姿」と「中身」の問題。「容姿しか勝たん!」という人から「最終的には、中身が大事」という人まで、意見は分かれるでしょう。また「両方とも大事」と、どちらともつかない意見に、イライラした経験はないでしょうか?

 もちろん「容姿」「中身」を語る上で、趣味の問題はあります。しかし、執着が一方にある人は、何を求める傾向にあるのでしょうか。そしてどのような「恋愛観」が隠れているのでしょうか。

 今回はそれらの「容姿」「中身」問題を紐といていこうと思います。

「容姿」が大切な人の、恋愛観

 

周りから理解されたいという承認欲求があり、短期的な関係を築きやすい心理があげられます。また、年齢が若かったり恋愛経験が浅い場合であっても、容姿が良い事は魅力と捉えられやすいです。

 容姿に執着のある人は広く浅い人間関係を望みます。中身を知るには時間と経験が必要ですが、容姿の判断にそれらは要しません。また、パートナーをトロフィーのように、周りに自慢したい人もいるかもしれません。その場合、容姿がよければ説明無しに承認されやすく注目が集まりやすいことは間違いないでしょう。

 また容姿を語る上で、面白いお話があります。脳科学の観点でみた「美しい容姿」というのは、受け取り手の認識の問題なのです。受け取り手が『優秀な遺伝子を持っている』と認識するから「美しい容姿」と判断する事実があるそうです。なので、容姿がタイプであれば「遺伝子の相性が良いので即行動せよ」というメカニズムが『一目惚れ』に繋がりやすいといえるのです。

「中身」が大切な人の、恋愛観

 

判断基準が自分と似ていたり、経済的な安心感を重要視していたりと、長期的な関係を築きやすい心理があげられます。また、年齢が上がれば容姿への執着は気にならないという人も多くなります。

 容姿の良し悪しが気にならない「B専」と呼ばれる人もいれば「イケメンや美人で高嶺の花は苦手」という人もいます。双方は、一対一の狭く深く付き合いたいと望みます。『一目惚れ』は少なく、時間はかかるため長期的な関係性となりやすいです。結婚や家庭を築くことを考えれば、理にかなっているといえるでしょう。

「容姿」vs「中身」問題の結論

 

多くの人は、若く肉体的に活動の多い時期に子孫を儲け、中年期以降にパートナーシップや家庭を築くことに尽力します。要するに、人は一生の中で容姿が大事な時期〜中身が大事な時期まで両方を経験するのです。なので好きな相手に求めるものは、自分の成熟の度合いや経験を示すものなのです。

 結論として「容姿」「中身」問題の答えとしては、「両方とも大事」もしくは「人による」となります。結局、どちらともつかない回答となってしまいました。

 

まとめ

 

よく、第一印象が良いと減点法で、悪いと加点法といわれます。高得点から減点される方式か、低い点数から加点される方式かの違いだけなのです。前者が「容姿」で、後者が「中身」だとしたら、結果として両者ともあまり大きな変わりはないと判断できます。これらはポジティブに捉えるべきでしょう。

 理想はあくまで理想です。コンプレックスがあったから乗り越えられることは、世の中に沢山存在します。なので、優劣がありそうな恋愛市場でも、必ず需要はあり必ずチャンスはあるのです。素敵な出逢いをものにできる、前向きな挑戦ができる自分でいたいものです。

ライタープロフィール
ちゃんくま
ちゃんくま
音楽や心理学や絵を描く事が大好き。
歌って悟れるイラストレーターになりたいな…と思っているいい大人です。

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